てぃーだブログ › 尖閣諸島の歴史と現状

2023年01月29日

尖閣に出港


 29日午後6時前に鶴丸は尖閣諸島周辺海域へ向け出港しました。
 今年に入って悪天候が続き、尖閣に行くことができませんでしたが、天候の回復を待ってやっと出港することができました。
 明日の午前中、尖閣諸島周辺海域でアカマチなどの高級魚の大漁に期待しています。
 帰港は明日の夕刻になると思います。詳細については帰港後にご報告致します。  

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2023年01月15日

尖閣諸島開拓の日



 14日の「尖閣諸島開拓の日宴」は中止となりましたが、関係者のみで先人の功績を称え、黙祷を捧げて参りました。
 祈念の宴が中止にも関わらず、八島町緑地公園内にある古賀辰四郎開拓記念碑周辺は自衛隊石垣出張所の皆さんが今年もボランティアで清掃を行ってくれました。感謝申し上げます。
 この日は関係者のみで簡素な祈りを捧げて参りましたが、会場には多くの関係者が集い、改めて尖閣諸島を守る活動に一層の決意を新たにしました。
 西暦1500年代の琉球王朝時代の古文書でも尖閣諸島は日本の領土であることが明らかになっています。尖閣諸島は日本固有の領土であり沖縄県石垣市の行政区域であります。
 尖閣諸島周辺海域に於いて日本の漁船が安全、安心して漁労ができる状況を早急に構築するよう取り組んで参ります。
 日本の領海で魚湧く漁場と言われる尖閣諸島周辺海域で中国の艦艇の威圧に臆することなく漁労を継続します。
このことが尖閣諸島を守る唯一の方法であると確信しております。皆様のご支持、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 この場をお借りしてメッセージと致します。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 14:09Comments(0)

2023年01月03日

謹賀新年

 年頭に当たりまして、皆様のご健康とご多幸を衷心よりお祈り申し上げます。コロナ禍も新たな日常生活の様式も様変わりするなか、尖閣諸島を守る活動も変化を余儀なくされているのが現状であります
 中国の尖閣諸島奪還の動きはますます顕著であり、中国海警局の艦艇は日常的に尖閣諸島に領海侵犯し、自らの領土と主張する動きは核心的行動であり、台湾問題と連携して注視せざるを得ない状況であります。
 昨年はクラウドファンディングで尖閣諸島周辺海域から初の中継を敢行し、現状をつぶさに報告することができました。
 相変わらず、中国の艦艇は領海侵犯を繰り返し、海保の巡視船とにらみ合いが続いています。警備に当たる海保の職員に敬意と感謝を申し上げます。
 これまで呪文のように尖閣諸島は日本の固有の領土であり、石垣市の行政区域であることを広く世界にアピールしてきましたが、中国には届かないようで、更なる外交努力が求められております。
 平和の安定は力と力によるバランスが求められているのは世界の常識ではありますが、何とか平和外交で尖閣諸島周辺海域で安全、安心して漁労ができる状況を早急に構築してもらいたいと願っております。
 今年も天候次第ではありますが、尖閣諸島周辺海域で漁労の回数を増やし、実績を重ねるとともに、尖閣ブランドとして石垣市のふるさと納税、特産品として活用できるよう取り組んでいきたいと考えております。
 追伸
 毎年1月14日に開催してきました「尖閣諸島開拓の日 記念の宴」は、コロナ禍の中、中止することに致しました。主催者としてお詫び申し上げます。
  

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2022年11月26日

11月26日の記事



11月25日午後5時、石垣島登野城漁港を出港した鶴丸は、悪天候の中、午前3時過ぎには尖閣諸島南小島沖に到着。
 夜明けを待ってアカマチを狙いましたが、3メートルを超える時化の中、なかなかポイントまで届かず、大きな成果は上げられませんでした。
 時化の中、中国の艦艇2隻のうち一隻が我々に近づき、威嚇しましたが、海保の巡視船に守られ、大きなトラブルにはなりませんでした。が、安心して漁労する状況にもなく、一時はひっ迫する状況が未だに続いています。
 日本の領海、石垣市の行政区域で、安心して漁労ができる日は来るのでしょうか。今回はアカマチやマーマチなど70キロほどでした。次回は天候次第ですが、中国の艦艇に邪魔されずに大漁を期待したいと思います。
  

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2022年10月18日

中国艦艇の威圧的な行動に抗議決議



 石垣市議会最終本会議が17日開催委され、仲間均議員が提案した「中国艦艇による尖閣諸島周辺海域への度重なる領海侵犯及び石垣島近海までの追尾に対する抗議決議」及び「中国艦艇の領海侵犯と追尾に対し毅然とした対応を求める意見書」を、賛成多数で可決した。
中国艦艇の領海侵犯だけでなく、石垣島に帰港する漁船を追尾する威圧的な行動は、日本の領海で漁労する漁船に対する威圧的な行動であり、目に余る主権の侵害は決して容認されるものではない。
 本会議では野党側から反対する意見がでたが、採決の結果、与党などの賛成多数で可決した。併せて、議員派遣についても可決された。抗議及び意見書は次の通り。

 中国公船(艦艇)による尖閣諸島周辺海域(領海内)への度重なる領海侵犯及び石垣島近海までの追尾に対する抗議決議
 当市行政区域である尖閣諸島周辺海域で漁労していた八重山漁協所属の漁船に対して中国海警局の艦艇2隻が、9月30日から10月1日にかけて領海侵犯し、当該漁船を威嚇、更には帰島する際も石垣島近海まで執拗に追尾した。
 警備に当たった海上保安庁の巡視船が当該漁船の安全を確保し、中国の艦艇に対して領海侵犯に対する警告を行ったが、中国艦艇は警告を無視し、一時は当該漁船に接近するなど現場は一時、緊張が高まった。
 中国艦艇の領海侵犯は恒常的に行われ、尖閣諸島周辺海域の接続水域での航海は増加する一方で、今回の石垣島近海までの追尾は、これまでの中国政府の不当な主張を裏付けるような行動であると、厳しく批判するものである。
 尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、当市行政区域であることは明白である。周辺海域は良好な漁場であることから、中国政府の主張と中国海警局の艦艇のとった行動は断じて容認できるものではなく、再度、厳重に抗議する。
 以上、決議する。
令和4年10月17日
石垣市議会
宛先 中華人民共和国国家主席 中華人民共和国駐日本国特命全権大使

中国公船(艦艇)による尖閣諸島周辺海域への領海侵犯行為及び石垣島近海までの追尾に関する意見書
 当市行政区域で日本の領海である尖閣諸島周辺海域で漁労していた八重山漁協所属の漁船に威嚇しながら接近した中国の公船(海警局所属の艦艇)が、排他的経済水域(EEZ) である石垣島の近海まで追尾したことが10月1日、明らかとなった。
 島外漁船は尖閣諸島周辺海域で漁労するため9月30日午後、石垣市の登野城漁港を出港し、1日午前、尖閣諸島南小島周辺海域に到着したが、中国の艦艇は尖閣諸島周辺海域に到着する前から当該漁船を追尾し、操業中も常に漁船を威嚇するように接近した。
 今回の中国艦艇の行動は領海侵犯をはじめ、石垣島近海まで侵入するという目に余る横暴であり、安心、安全な漁労に大きな不安を与えるものであり、断固として容認できるものではない。
 これまで。中国艦艇の行動に対して日本政府は、主権の侵害であるとして中国政府に対して厳重な抗議を行ったが、中国は尖閣諸島を周辺海域を自らの領海と主張し、日本の漁船が違法操業したと法の執行権を主張している。
 日本の領海内で中国の艦艇が領海侵犯及び威嚇による漁船の追尾を繰り返しているのが実態である。日本政府に対して毅然とした対応で中国艦艇の排除求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和4年10月17日
石垣市議会
宛先 内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣、国土交通大臣、海上保安庁長官
(要請)沖縄県選出国会議員
  

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2022年10月13日

尖閣について講演


 10月11日、石垣市内の尖閣諸島を守る会事務所で「尖閣問題」について講演しました。東京在の若い経営者の皆さん(加納塾)十数名が参加。仲間均代表世話人は、尖閣諸島周辺海域での漁労の現状などについて「日本の領海で漁労ができないのは異常だ」と、中国艦艇の領海侵犯や追尾に、日本の毅然たる対応を指摘しました。
 講演で仲間代表は、尖閣諸島周辺海域での漁労の現状について、中国の艦艇は我々が石垣島の登野城漁港をでて、日本の排他的水域から追尾し、尖閣諸島周辺海域の領海で漁労しているときも、わずか4、50メートルまで接近し、漁を妨害。更には、帰港する際も、石垣島近海まで追尾する」と話した。
 仲間代表は「中国は間違いなく尖閣諸島を捕りに来ている。このままでは尖閣諸島周辺海域で漁労ができなくなる」と危機感を露わにし、「継続して漁労を続けることが尖閣諸島を守ることにつながる」と話し、理解を求めた。
 「このままでは尖閣諸島は中国に乗っ取られる」と話す仲間代表に参加者は関心を示し、詳細についての質問など、1時間余にわたって仲間代表と意見交換や質問などを通して交流を深めました。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 21:10Comments(0)

2022年10月03日

250キロ水揚げ


 1日、午後9時過ぎに石垣島登野城漁港に無事、帰港しました。当初の予定では1日は尖閣諸島周辺海域で停泊する予定でしたが、操舵系のトラブルで午前中に漁を終えて、登野城漁港を目指して、中国海警局の艦艇に追尾されながら辿りつくことができました。
 尖閣諸島週販海域は「魚沸く漁場」といわれるだけあって、わずか4時間余の漁労で、アカマチやマーマチ、ミーバイなど大漁。入れ食い状態で、操舵系のトラブルがなければ、これまでにない成果を上げることができたのだが、残念であります。
 今回は市議会開会中の休会期間を利用しての操業でした。次回は操舵系のトラブルを改修し、準備万端で更なる大漁に期待したいと思います。
 今回の操業は、中国の艦艇の追尾を受けながらの操業となった。中国艦艇は鳩間島近くの北緯25度05分、東経123度49分まで追尾され、中国の尖閣奪還を目論む中国の本気度があからさまになった。
 海保の巡視船が保護してくれたおかげで、操業を無事に終えることができたものの、中国艦艇の領海侵犯をはじめ、日本の排他的経済区域での目に余る横暴ぶりは、日本政府として毅然とした対応が求められるのはないだろうか。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 13:52Comments(0)

2022年09月30日

鶴丸出港


 30日午後5時40分過ぎ、鶴丸(照屋船長)は尖閣諸島周辺海域へ向け、石垣市登野城漁港を出港しました。
 今回も漁労が目的です。尖閣アカマチなど高級魚の出荷に期待が多く、石垣市議会9月定例会会期中ではありますが、休会期間を利用して操業を決行します。
 2日の午前中には帰港する予定です。詳しくは帰港次第、報告致します。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 18:28Comments(0)

2022年09月24日

八重山毎日新聞からの抗議について

 八重山毎日新聞社から市議会議員仲間均宛てに「9月6日付ブログについて(抗議)」で、事実誤認に基づくブログを掲載した貴殿に抗議し、事実誤認ヵ所の訂正若しくは削除を強く求めます」とする内容の文書が届けられた。
 その抗議によると「本紙市議選アンケートの回答を拒否したことについて、9月6日付のブログで理由を掲載しているが、事実誤認があることを確認した」として、訂正もしくは削除を求めている。
 それによると、泉川友樹氏の論壇について『「尖閣諸島で問題が起きるのは日本が挑発しているからだ。日本が挑発をやめれば中国も圧力をつよめない」「しかも、尖閣諸島周辺海域に漁労の為に出漁している私個人を『右翼』扱いし、政治活動のために中国を挑発していると断言」と書き込んでいるが、これらの内容は一切掲載されていない』と、いうものである。
 さて、上記の内容について、八重山毎日新聞は一切掲載されていないとしているが、私の反論は、八重山毎日新聞に掲載された内容を含めて、他の新聞に掲載された内容を吟味して、反論したものである。
 八重山毎日新聞には確かに、上記の内容については記載されていないが、泉川氏の講演の内容は、別の地元紙では「日本が挑発するから」との見出しで、「尖閣諸島で問題が起きるのは日本側が挑発するからだ」と記載されている。
 私の反論では『「日本が挑発をやめれば中国も圧力を強めない」と中国を擁護する主張を展開した』、との内容である。※8月3日付ブログに掲載。確かに八重山毎日新聞では一切掲載されていない記事ではある。
 このことが、八重山毎日新聞には記載されていないから反論は載せることはできないというのは、私の反論が泉川氏の講演趣旨に反しているとは思えず、貴紙の記者の取材不足を露呈するものである。
 更には、『私を「右翼」扱いし』と反論を展開しましたが、そのことについても八重山毎日新聞の記事には掲載されていません。私のブログの写真を使って、泉川氏は『日本の政治団体や議員』と、名指しは避けているもの、明らかに私を右翼の政治団体のように指摘していることを受けて、反論したものである。
 当然、八重山毎日新聞の記事には掲載されていません。が、貴紙が指摘するような事実誤認ではないことは明らかであり、ただ単に、貴紙の記事に掲載されていないことを棚に上げて、訂正もしくは削除するよう抗議するのは納得いくものではない。
 泉川氏の講演についての捉え方は、それぞれであることは当然であり、貴紙の記者が書いたことだけが全てではないことは明白。私の反論が貴紙の記事に記載されていないことを理由にするのは納得できない。
 貴紙の方針があるなら示して欲しい。貴紙の方針に反するからとの理由なのか、尖閣問題は取り扱わないという方針なのか、貴紙の記事に掲載されていないから反論は掲載できないという理由は余りにも幼稚すぎて理解不能である。
 私の反論は泉川氏の講演に対するものである。貴紙に記載された記事に対する反論ではない。そのことからも記事に記載されていないことを理由に反論の掲載を妨げるのは自由な発言の妨害、圧力以外のなにものでもない。
 泉川氏の講演の内容が私を個人的に批判している、と捉えるのに何ら支障があるのだろうか。講演で話した内容が貴紙の記事に掲載されていないから、私への個人的な批判がなかったとでも言いたいのだろうか。
 確かに貴紙の記事では私への批判的な記事は掲載されなくても、講演では批判しているのだから、反論する自由は確保されて当然であり、その権利を貴紙は拒否した。そのことが大きな問題である。
 以上のことから、貴紙の記事に掲載されていないことを理由に、私の反論の掲載を拒否したことは、到底納得できるものではなく、他の地元紙への掲載を選択するのが懸命の策であることは明らかである。※他の地元紙(八重山日報)に掲載済み
 また、私の自由な発言を拒否する八重山毎日新聞に対しては、抗議の一環として市議選でのアンケートを拒否。更には、中立性、公平性に欠けることから、今後、新聞購読の不買運動を展開するものである。※9月6日付ブログに掲載
 以上が、八重山毎日新聞社の抗議に対する返答であり、この場を借りて私の考えを明らかにするものである。よって、貴紙の抗議の主旨である、「事実誤認カ所の訂正もしくは削除を強く求める」ことについては、一切拒むことを表明する。
  

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2022年09月06日

八重山毎日新聞のアンケートに回答しない理由について


 八重山毎日新聞への市議選アンケート回答を拒否したのは、先の論壇に対して反論を投稿したが掲載を拒否されたことが要因であります。
 尖閣諸島問題を巡り、私の行動を批判した論壇に対して反論の掲載を拒否した八重山毎日新聞に対し、私個人への自由な発言の抑止であり、納得できるものではありません。その反論は他の新聞で掲載されております。
 八重山毎日新聞は沖縄国際大学沖縄経済環境研究所特別研究員泉川友樹氏の論壇で「尖閣諸島で問題が起きるのは日本が挑発するからだ。日本が挑発をやめれば、中国も圧力を強めない」と中国を擁護する主張を展開。
 しかも、尖閣諸島周辺海域に漁労のために出漁している私個人を『右翼』扱いし、政治活動のために中国を挑発していると断言。私の写真を勝手に使って批判した。※前回のブログで詳細については記載。
 八重山毎日新聞は、私の反論が「新聞に書かれていないものまで書かれている」として掲載を拒否。そのため、地元の八重山日報社に掲載を依頼した。
 私の反論を掲載しない八重山毎日新聞は中立性、公平性に欠けると糾弾し、不買運動を展開するとともに一切の取材を拒否。アンケートの回答拒否もその一環であります。
 9月6日付の付の八重山毎日新聞の市議選立候補者アンケートの紙面で私のスペースが空白となっているのは、そのためであります。
 多くの支持者から「なぜ空白となっているのか」との問い合わせが寄せられていますが、以上の理由で八重山毎日新聞への抗議の一環として理解してもらえれば幸いです。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 15:38Comments(1)

2022年08月03日

尖閣諸島の核心に迫る



  中国は尖閣、沖縄を侵略するか、石垣、沖縄の対中貿易の可能性と希望」をテーマにした講演会で日本国際貿易促進協議会業務部長で沖縄大学地域研究所特別研究員の泉川友樹氏が「尖閣諸島で問題が起きるのは日本側が挑発するからだ」という主旨の講演で個人的に私の名前を取り上げ、尖閣諸島周辺海域での漁労に対して批判。
 私の考えをまとめて論壇として八重山毎日新聞に投稿しましたが、「新聞記事に書かれていないものまで書かれている」との理由で掲載できないと断れました。
 その後、八重山日報社に持ち込み、8月2日付で掲載されましたので、ブログで紹介したいと思います。
 日本固有の領土、領海で、沖縄県石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺海域で漁労をすることの必要性、重要性をご理解できれば幸いです。論壇を以下に掲載致します。

 論壇「尖閣諸島問題の核心に迫る」
      石垣市議会議員 尖閣諸島を守る会代表世話人 仲間 均

 令和4年7月8日午後5時3分、安倍元首相が街頭演説中、銃で撃たれて亡くなるという痛ましい事件が発生した。
 安倍晋三元内閣総理大臣は常に国を思い、国民目線で一心不乱に頑張っておられた。哀悼の誠を捧げ、お悔やみ申し上げたい。
 さて、5月27日に石垣市民会館で、フォーラムZERO(代表者不明)による講演会が開かれた。講師の泉川友樹氏(沖縄国際大学沖縄経済環境研究所特別研究員)は「尖閣諸島で問題が起きるのは日本が挑発するからだ。日本が挑発をやめれば中国も圧力を強めない」と中国を擁護する主張を展開した。
 しかも、尖閣諸島周辺海域に漁労のために出漁している私個人を「右翼」扱いし、政治活動のために中国を挑発していると断言し、私の写真を許可もなく勝手に使って批判していた。
 私のブログだけを読み、実態を知らずして批判を繰り広げるのはいかがなものだろうか。中国を擁護するのも思想信条なので一向にかまわないが、実態とかけ離れた批判は納得できるものではない。
 果たして泉川氏が指摘するように私が尖閣諸島周辺海域で漁労を行い、挑発するから問題が起きているのだろうか。事実に基づいて発言すべきであることを先ず、指摘しておきたい。
 中国は尖閣諸島が自国の領土であると主張し、その艦艇は尖閣諸島周辺海域を監視するためと称し、連日のように接続水域を航行している。さらには領海内への侵入を試みている。
 泉川氏は接続水域(排他的経済水域)について、日本が権限を限定的にしか行使できない公海であるから中国の艦艇が往来しても何ら問題ないと主張するが、このことは決して容認できない。
 日本の権限が行使できる排他的経済水域に堂々と侵入すること自体が国際法から言っても大きな問題であり、海保は日夜、中国艦艇の領海侵犯を全力で阻止している。海保に敬意を表したい。
 中国艦艇の領海侵犯について泉川氏は「14年以降は年々減少している」「活動家の漁船が出漁している時だけ追尾し領海侵犯している」としているが、果たして実態はそうなのだろうか。決してそうではない。
 更には、「中国は毛沢東が『沖縄は日本領土』と言い切っている」として沖縄に対する領土的野心はないと主張するが、尖閣は別である。「事実に沿った正確な情報に基づいて冷静に考えるべきだ」と指摘しておきたい。
 このように、問題を誇張して事実を捻じ曲げる手法の泉川氏の主張は、中国を擁護するだけの一方的な見方でしかないことを指摘しておきたい。泉川氏の発言は国益を損なうものだと考える。
 私が尖閣周辺で漁労をしなければ、中国も日本に圧力をかけないという保証は全くない。特に共産党一党独裁の中国に於いては、一縷の望みさえもあり得ない。
 これまで述べてきたように、中国は海警局の巡視船を大型化し、海軍の巡洋艦のような大型の攻撃力を装備し、日本の巡視船を威圧している。ロシアのウクライナの侵攻を見ても、尖閣諸島が同じ状況にならないのか、気がかりである。
 泉川氏には「正確な情報に基づいて冷静に問題を考えて欲しい」と提言したい。また、「正確な情報とは現場でしかわからない」と言いたい。
 泉川氏は尖閣諸島に対する中国の行動が「安全保障上の脅威なのか」と問いかける。だが、こじつけの領有権を主張し、海警局を中国軍のもとに配備して艦艇の攻撃力をを強化している中国は、安全上の脅威そのものだ。
 中国の艦艇はほぼ毎日のように尖閣諸島周辺海域を航行するだけでなく、日本国籍の漁船が周辺海域で漁労していなくても周辺を通過するだけでも追尾している。周辺海域から意図的に日本漁船を締め出そうとしているのが実態である。
 「日本(政治的な意図を持った漁船)が挑発をやめれば中国も圧力を強めない」という考えは、実態をあまりにも無視し、独りよがりの能天気な考えに過ぎない。
 中国は、日本の海保に当たる海警局を軍の指揮下におき、更には軍の巡洋艦を改造して海警局に配備、更には大型化し年々圧力を強めている。そのことに泉川氏は何ら触れようともしない。
 日中は政府レベルで友好的だとする泉川氏の主張は、果たしてそうなのだろうか。泉川氏のこれまでの経験からくるものだろうが、尖閣諸島問題に限って言えば、中国のこれまでの言動から言えば友好的でないことは明らかである。
 我が国は中国を脅威と思うからこそ、石垣港に海上保安庁の尖閣専従部隊を配置し、沖縄本島や宮古島、遠くは本土から応援を投入し、更には警察警備部隊500人を配置し、昼夜を問わず警戒を強化している。
 私は、平成6年から継続して「魚湧く」尖閣諸島周辺海域で漁労してきた。尖閣諸島4島に上陸し、石垣市の行政区域の現状を確認し、日本の領土で石垣市の行政区域である尖閣諸島の有効活用を訴えてきた。
 最近はもっぱら漁労のみで、高級魚のアカマチなどが安心して安全に漁獲できるよう取り組んでいる。堂々と領海侵犯を繰り返している中国こそ問題をエスカレートさせている。現場から、その事実を明らかにしたいのである。
 日本の領海である尖閣諸島周辺海域で日本の漁船は漁労ができない状態は異常である。泉川氏が中国を批判せず、事態の責任を日本側、あえて言えば右翼(?)の漁船に求めるのは筋違いも甚だしい。
 泉川氏に言っておきたい「日本固有の領土であり石垣市の行政区域である」ということである。我々、日本国民は「粛々と漁労を営む権利を有する」ものであり、中国にとやかく言われる筋合いのものでもない。
 地元の漁民が漁労できる安全、安心な環境づくりが最重要であり、そのことを阻害している中国の艦艇の領海侵犯は決して許されるものではない。「遺憾」を表明するだけでは、何ら問題解決しないことも明らかである。
 中国の艦艇が領海侵犯するのは脅威であり、尖閣諸島を自らの領土と主張している中国に対して、現状では毅然とした対応で解決するのが最善策である。日本の領海であり、実効支配していることを明確に示すためにも継続した漁労が重要ではないのか。
 逆を言うと、中国に配慮して漁労を断念することが中国の主張を認めることになり、日本の領有権の存在自体を危うくするものである。
  

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2022年07月08日

安倍元総理のご冥福を



令和4年7月8日午後5時3分、安倍元首相が街頭演説中、銃で撃たれてなくなるという痛ましい事件が発生した。
私と安倍元首相は尖閣諸島を通じて何度か接触を重ねた。
尖閣諸島周辺海域で捕れた魚に「最高に美味しかった」。
尖閣諸島への上陸は「いいんじゃないか」と。
この言葉は私の脳裏から消えることはありません。
安倍晋三元内閣総理大臣は常に国を思い、国民目線で一心不乱に頑張っておられました。
哀悼の誠を捧げ、お悔やみ申し上げます。
合掌。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 23:09Comments(1)

2022年06月20日

尖閣諸島でライブ中継


 19日午後6時半に無事登野城漁港に帰港致しました。
 天候には恵まれたものの潮の流れが速く、釣果は思うほどではありませんでした。機材トラブルで一日遅れとなり、18日午前9時に登野城漁港を出港。この日の夕方に尖閣諸島周辺海域に到着し、さっそく漁を始めたものの、潮の流れが速く、アカマチのいるポイントまで届かず、ライブ中継でもマーマチ、アカマチが釣れた のは1回ほどでした。
 その日は、南小島沖で停泊し、仮眠をとりましたが、何と潮の流れに乗って20キロほど流され、ポイントにたどり着くのにおよそ1時間も要するほどでした。
 この日は午前中にライブ中継したあと、ポイントを変えてマーマチ釣りに挑戦し、予想を下回ったものの、ある程度納得できる成果を上げました。
 尖閣諸島周辺海域では、我々がライブ中継していることもあって、中国艦船2隻は近づく様子はなく、安心して漁労に励むことができました。
 クラウドファンティングの大きな目的でもある尖閣周辺海域からのライブ中継を無事終えることができ、多くの国民に現場の様子を体感することができたものと思います。
 中国艦艇は我が国領海内で領海侵犯を繰り返しています。海保は警備を強化し中国艦艇の領海侵犯を警備していますが排除するまでには至っていません。
 ライブ中継でもご覧になったと思いますが、接続水域から我々の鶴丸を追尾し、堂々と領海侵犯しています。
 この現実を多くの国民に知ってもらい、今回のライブ中継が一石を投じることができれば幸いと思います。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 10:49Comments(1)

2022年06月17日

尖閣諸島からライブ中継

 2022年6月17日午後10時00分に鶴丸(與儀船長)は、尖閣諸島周辺海域へ向け、出港致します。
 5月10日にも尖閣諸島周辺海域でマーマチやアカマチ等70キロ余を水揚げ、中国艦船に目の前まで迫られ、漁労どころではありませんでした。
 今回は、機材の都合で見合わせていたライブ中継を行うことにしております。緊張が高まっている尖閣諸島周辺海域の現状をお伝えできればと考えております。
 18日の午前中と午後の合わせて2回ライブ中継を予定しておりますが、中国艦船の出方次第では予定変更もあり得ます。
 できれば、『魚湧く』尖閣諸島周辺海域での漁労の様子をライブ中継していきたいと思います。
 18日は尖閣諸島周辺海域で夜を明かし、19日午前中、再びアカマチ等の漁労を試みた後、尖閣諸島を離れ、19日夕方には石垣登野城漁港に帰港する予定です。
 ライブ中継の様子や漁獲、中国艦船の様子などについては。帰港次第、改めてご報告致したいと思います、
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 20:27Comments(0)

2022年05月10日

尖閣波高し


 2022年5月10日午後7時、無事石垣市登野城漁港に帰港致しました。
 尖閣諸島周辺海域では中国海警局の艦艇にしつこく追尾され、思うような漁労はできませんでした。
 それでもマーマチやアカマチ等70キロの水揚げでした。
 漁場に於いては、中国艦艇に目の前まで迫られ、漁労どころではない状況でしたが、海保の巡視船に守られ、何とか漁労を行うことができましたが、尋常ではありません。なぜ、日本国の領海であり沖縄県石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺海域で漁民が漁をするのに中国艦艇から威圧を受けるのか。憤りを通り越して怒りしかありません。
 外交努力によって解決すべきではありますが、中国の最近の動きはウクライナ情勢と相まって不穏な動きを見せており、尖閣諸島についても何らかの動きがあるかもしれません。
 いずれにしても、中国艦艇の執拗な追尾と威圧がなければ、尖閣諸島周辺海域は「魚湧く好漁場」であることは間違いなく、今後とも漁労を継続して参りたいと決意を新たにしております。
 今回、ライブ配信はできませんでしたが、次回は準備万端、体制を整えて尖閣諸島周辺海域での漁労の様子をライブ配信して参りたいと考えております。
  

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2022年05月09日

鶴丸 尖閣へ出港


 2022年5月8日午後11時50分に鶴丸(與儀船長)は、尖閣諸島周辺海域へ向け、出港致しました。
 昨年以来、久々の漁労での出港です。これまで、天候に恵まれず、なかなか出漁することができませんでしたが、今回は、ライブ中継は機材の都合で見合わせ、アカマチ釣り一本で出漁することに致しました。
 10日の午後には石垣市登野城漁港に帰港する予定です。緊張が高まっている尖閣省周辺海域ではありますが、日本国の領海であり、沖縄県石垣市の行政区域でありますので、何ら問題もなく魚湧く尖閣諸島海域で漁労を遂行して参ります。
 詳細については帰港次第、改めてご報告致したいと存じます。
※日付を2022年8月8日と記載しました。正しくは5月8日です。訂正してお詫び申し上げます。  

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2022年01月15日

尖閣の宴



14日、尖閣諸島開拓の日記念の宴は中止しましたが、関係者のみで先人の功績を称え、黙祷を捧げてきました。
 関係者のみの簡素な祈りでしたが、コロナ過のなか、改めて尖閣諸島を守る活動に一層の決意を新たにしました。
この場をお借りしてメッセージを送ります
 メッセージ
 昨年は尖閣諸島を守る会として地道に活動してきたことで念願の字名の変更が行われ、これを受けて字名標柱の設置を求める決議も可決しました。しかし、未だに字名を表記した標柱の設置は実現しておりません。
 また、クラウドファイディングを活用して漁船鶴丸で尖閣諸島周辺海域での漁労のライブ配信に取り組みました。初のライブ配信でしたが、電波の状況や機材のトラブルなどで延期となっておりまが、天候が良くなり次第、実行します。
 尖閣諸島をめぐる現状は中国艦艇の相次ぐ領海侵犯等、厳しいものがありますが、日本の領土、領海である尖閣諸島周辺海域で安全かつ安心できる環境づくりを推進するため漁船「鶴丸」での継続した漁労にまい進してまいります。
 日本固有の領土で石垣市の行政区域であることを示すため、尖閣諸島周辺海域で漁労を継続し、実行支配していることを国内外、特に中国側に示していくことができれば幸いであります。
 字名変更の標柱を設置し、石垣市の行政区域であることを確実なものにするためにも皆様のご支持ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 今年もコロナ過のなかで尖閣諸島開拓の日記念の宴は中止となりましたが、先人の功績を称え、未来永劫に尖閣を守る決意を新たにしていきます。
  

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2021年12月01日

松山市で講演



 石垣島地方は天候不順で時化が続き、尖閣諸島周辺海域での漁労のライブ中継ができない状況が続いています。このままだと今年中のライブ中継は厳しいと思われますが、天候次第で、出漁したいと思います。ライブ中継はしばらくお休みです。
 尖閣諸島を守る会では周辺海域での漁労による活動を主としていますが、多くの国民に活動内容を知ってもらうことも重要であり、今回、愛媛県松山市で「尖閣の海、命賭して守る」として講演を行ってきました。
 先月11月20日、松山市内で開催された尖閣諸島を守る愛媛の会主催で行われた講演会で「尖閣の海を守って28年」と題して、身をもって感じている尖閣を取り巻く厳しい状況を報告して参りました。
 講演の内容が25日付の産経新聞地域ニュースで紹介されていますので、報告させて頂きます。新聞の切り取り写真ですので見ずらいと思いますがご了承下さい。
  

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2021年11月19日

尖閣諸島開拓の日制定記念の宴 中止のお知らせ

 来年1月14日、「尖閣諸島開拓の日」がやって参ります。尖閣諸島を守る会では尖閣諸島開拓の日制定記念の宴を開催。尖閣諸島を開拓した古賀辰四郎氏や遺族の偉業をたたえる記念碑の前で行ってきました。
 残念ではありますが、コロナ過のなかで来年も宴を中止せざるを得なくなりました。参加を予定していた皆様にはご理解頂きますようにお願い申し上げます。当日は関係者のみで厳かに執り行うことにしております。悪しからずご了承願います。
 来年もコロナ過のなかで宴は中止となりますが、幾多の困難を乗り越え、尖閣諸島に生活の糧を求めて入植し開拓した先人の功績を称え、尖閣を守る決意を新たにしていきたいと思います。
  

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2021年08月30日

ライブ中継配信できず残念


 クラウドファンディングで皆様のご支援を得て、尖閣諸島周辺海域での漁労の様子をライブ中継するため28日午前5時、登野城漁港を出港。
 支援者の期待を集めて、この日の正午前に尖閣諸島南小島東方海上に到着し、午後3時からライブ中継を臨みましたが、衛星を使った映像配信がうまくいきませんでした。
 失敗の原因は多々考えられますが、海上での酷暑の中カメラ機材がうまく機能せず、何度かチャレンジしましたが、最終的には衛星電話のみでのライブ中継となりました。
 現場からの映像配信を期待されていた支援者の皆様には大変申し訳なく、再度、日にちを改めてライブ中継を実施したいと思います。
 今回の漁労では、前回のように中国海警局の艦船は我々の鶴丸には近づかず、領海内で停船していました。
 我々がライブ中継することを事前に知っていたものと思われ、威嚇されることもなく、安心して漁労することができました。
 しかし、我々が石垣島を出港して接続水域に入る前から追尾し、29日正午過ぎに漁労を終え、登野城漁港に帰港する午後3時頃まで約28時間にわたって追尾。
 その間は、海保の巡視船6隻に守られながら安心して漁労及び航海をすることができました。
 今回も潮の流れが速く、海底に錘が届かず、アカマチの大漁とはいきませんでしたが、2日間で約100キロの収穫でした。
 尖閣諸島周辺海域はアカマチ等高級魚の好漁場であることに間違いはなく、魚湧く尖閣諸島周辺海域で今後とも安全で安心して漁労を行いたいものです。
 次回は、9月の早い時期に実施したいと考えていますが、ライブ中継の配信テストを早急に行い、準備を進めていきます。
 クラウドファンティングにご協力して頂いた皆様には、改めてお知らせいたします。尖閣の魚を全国に届けるため今後とも頑張ります。
  

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2021年07月14日

尖閣諸島周辺海域で漁労してきました


 エンジンの修理も無事完了し、現地からのライブ中継を前に、航海に支障がないのかを確認するとともに、尖閣で捕れた「アカマチやマーマチが食べたい」との強い要望に応えて意気揚々と尖閣諸島を目指しました。
 10日午前5時に石垣島の登野城漁港を出港し、尖閣諸島を目指した鶴丸は正午前に魚釣島の領海内に到着。この日から2日間にわたって周辺海域で漁労を敢行。アカマチやマーマチ等130キロ余を釣り上げ、12日午後に登野城漁港に無事、帰港しました。
 我々の鶴丸が出港したこの日の午前10時25分から中国海警の艦艇2隻が我々を追尾。52時間以上、日中夜にわたって追尾どころか、漁労しているにも関わらず、接近を繰り返し威嚇してくる有様でした。
 このことは以前から繰り返されてきましたが、中国海警の艦艇の行動は、これまで以上に「尖閣諸島は中国の領土」だと言わんばかりに領海内を我が物顔で領海侵犯をしているのが実態であります。
 このままでは尖閣諸島は中国に乗っ取られるのではないかと危惧するのは私だけではありません。7月16日にも開催される石垣市議会臨時市議会で政府に対して「尖閣諸島の実行支配の強化」等を求める意見書を上程し、可決を目指します。
  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 17:51Comments(0)

2021年06月10日

クラウドファンディング始まる

日本の領土・領海である尖閣諸島で安全に漁がしたい

本日クラウドファンディングが始まります!
以下、概要になります。詳しくは下記のリンクをご参照ください。

<タイトル>
【尖閣諸島】日本の領土・領海である尖閣諸島で安全に漁がしたい

<URL(アドレス)>
https://readyfor.jp/projects/senkaku

<目標金額>
400万円

<実施期間>
【開始】6月10日 AM12:00
【終了】6月30日 PM11:00
※All-or-Nothing形式のため、目標達成しない場合は返金となります
  

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2021年05月12日

尖閣波高し



 機関砲を搭載した海警2202 2021年5月10日 尖閣諸島南小島沖

 尖閣諸島周辺海域で今年3回目の出漁。10日午前5時に出港した八重山漁協所属の鶴丸(9,1トン・高江洲正一船長)は、多少の悪天候のなか正午過ぎに尖閣諸島南小島南方海上に到着。
 海保の巡視船や領海侵犯する海警局の艦艇に囲まれながら南小島南方のポイントに投げ込むが潮の流れが早く、錘が底までなかなか届かず釣果はイマイチでした。
 それでもポイントを変えながら、今回は初めて魚釣島西側海域まで移動し、何とかアカマチ等30キロほどの釣果を上げることができました。
今回の漁労は波風が強く、時化模様のなか悪戦苦闘しながら夜を明かして2日目の釣果に期待を寄せましたが、高江洲船長の判断で夜が明ける午前5時までに尖閣諸島を離れ、登野城漁港を目指して帰港することにしました。
 南風に向かっての帰港となり、帰りは約12時間もの時間を要して無事到着。荒波をモノとせず漁労を乗り切った高江洲船長の判断に頭が下がる思いです。
 今月中に、再度出港する予定です。天候次第ではありますが大漁を期待して、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

  

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2021年04月16日

『有志から千羽鶴』


 尖閣諸島の領海における人命、財産の保護に重要かつ困難な任務を執行している海上保安部や、日本の実行支配の根拠となる尖閣諸島周辺海域で漁労に従事している尖閣諸島を守る会の代表世話人で漁船鶴丸の船主である仲間均に対して福岡県や熊本県の有志3人が16日、石垣島を訪れ、仲間代表世話人に対して感謝の千羽鶴を寄贈しました。
 熊本県有志の諸熊弘毅氏、吉岡洋子さんら3人は千羽鶴を仲間代表世話人に手渡し、「多くに人々の共感、協力を得て千羽鶴が集まりました。仲間さんをはじめ、皆さんの誠心誠意のご活躍と無事をお祈りいたします」と述べました。
 仲間代表世話人は尖閣諸島周辺海域での漁労の様子について海警局の艦艇は接続水域外から我々の漁船を追尾し、漁労の最中に接近し威嚇してくる」と話し、警備にあたる海上保安部の警護がなければ安心して漁労ができない現状を話した。
 仲間代表世話人は「今後も月、3回程度の漁労を実施していきたい」と話し、理解と協力を求めました。
  

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2021年04月04日

中国海警局艦艇威圧強まる


 八重山漁協所属漁船鶴丸(9.1トン・高江洲正一船長)は3日午後8時前、無事石垣市登野城漁港に帰港。今年、2回目です。今回は2月の50キロを大きく上回る100キロ余のアカマチ等を釣りあげた。
 2日午前5時に登野城漁港を出港した鶴丸は正午頃に尖閣諸島周辺海域に到着。中国海警局の艦艇2隻は排他的水域外から我々を待ち構え、尖閣諸島南小島周辺の漁場まで追尾された。
中国海警局の艦艇は漁場に漁労する我々の鶴丸に執拗に近づき威圧。海保の巡視船により進路を塞がれ、衝突する寸前と思われたが、中国艦艇が退却するなど、目の当たりに繰り広げられる攻防に一時は緊迫。海保の適切な警戒、監視の中で漁労を行った。
 我々は、海保の巡視船に見守られ、南小島の東方海上で停泊し夜を明かしたあと、午前中の漁を終えて正午過ぎに尖閣諸島周辺海域を離れ、中国海警局の艦艇2隻に午後3時過ぎまで追尾されながらも、この日の午後8時前に無事、登野城漁港に帰港。
 未だに中国海警局の艦艇の領海侵犯が行われ、尖閣諸島の領海内で安全に安心して漁労ができる環境は確立していないことを確認。『中国は本気になって尖閣を取りに来ている』ことを実感した次第です。
 尖閣諸島周辺海域は間違いなく『魚湧く好漁場』であり、今後も漁労を継続していきます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
  

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2021年03月16日

尖閣上陸へ一歩前進

3月15日に開かれた石垣市議会最終本会議で、私が提案した2本の意見書が与党の賛成多数で可決されました。
 上空から視察を求める意見書は、新たな行政標柱の設置の為、尖閣諸島の現地調査が早急に実施できるよう国に求めるものです。
これで、尖閣諸島に字名を表示した標柱を設置するために視察することが可能となりますが、あとは国の判断に委ねられます。
 意見書の採択と同時に国に対する要請活動として議員派遣も決まり、今月中には国に対して要請活動を展開して参ります。
 いずれにしても、日本国の領土であり、石垣市の行政区域である尖閣諸島に上陸し、新たな字名を表記した標柱を設置することに何の問題があるのか。
 行政区の議員として尖閣諸島を守る活動をより強固なものとして粛々と活動していきたいと決意を新たにしております。
 可決された意見書は以下の通りです。

 尖閣諸島へ上空からの視察を求める意見書

 尖閣諸島は我が国、固有の領土であり、沖縄県石垣市の行政区域であることは紛れもない事実である。
 字名変更に伴い地籍は石垣市字登野城尖閣2390番地から2394番地となっております。
 領土は先人から受け継いできた大切な財産であり、後世に責任をもって保存活用していくためにも、尖閣諸島を行政区域として預かる石垣市行政担当局及び石垣市議会が適切な政策を講ずることが必要不可欠であります。
 字名の変更に伴い、これまでの字登野城地番から字登野城尖閣へと変更された新たな行政標柱を設置することは必要不可欠であり、現況がどのようになっているのか現地視察を実施すべきであります。
 よって、石垣市行政担当局及び石垣市議会議員を乗せた民間ヘリによる現地視察が早急に実施できるよう求め、国に於かれましては、特段のご配慮をお願い申し上げ、強く要請致します。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

令和3年3月15日

石垣市議会

宛先 内閣総理大臣 内閣官房長官 外務大臣、防衛大臣 国土交通省大臣、沖縄及び北方対策担当大臣

 国際法違反の中国海警法に対する意見書

 日本固有の領土であり石垣市の行政区域である尖閣諸島の周辺海域で漁労をするためには安全、安心できる環境が求められているが、現状は中国海警局の艦艇が領海侵犯を繰り返し、日本の漁船に接近し威圧、追尾するなど厳しい環境にある。
 中国海警局の艦艇による領海侵犯は恒常的に行われ、昨年10月には最長となる57時間、領海内に留まり、更には。日本の漁船を追尾する事案が6件発生した。
 2月1日に海警法が制定され、武器使用も可能となり、深刻な懸念が露わとなっている。
 中国の海警法は国際法違反であることは明らかであり、中国海警局の艦艇による領海侵犯は無害通航ではなく、中国国内法による実行支配を強化するためのものであることは看過できない。
 尖閣諸島を自らの領土だと主張し、領海侵犯を繰り返している中国は国際法違反の海警法により、国内法を根拠に法執行活動としてさらに活動を活発化させてくることが予想されており、漁民の安全操業が危惧されている。
 尖閣諸島の実行支配を明確に打ち出し、日本の領土、領海であることを国際的に確立するためにも、日本政府に於かれましては中国の海警法は国際法違反であり、強い懸念だけではく、撤回を求めて抗議するべきである。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

令和3年3月15日
石垣市議会

宛先 内閣総理大臣 内閣官房長官 外務大臣、防衛大臣 国土交通省大臣、沖縄及び北方対策担当大臣
  

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2021年02月17日

尖閣諸島未だに波高し


 八重山漁協所属漁船鶴丸(9.1トン・高江洲正一船長)は16日午後、無事石垣市登野城漁港に帰港しました。大漁とまではいかないものの50キロ余りのアカマチ等を釣りあげました。
 15日午前5時に登野城漁港を出港した鶴丸は正午頃に尖閣諸島周辺海域に到着するも、中国海警局の艦艇2隻が追尾。漁場では中国海警局の艦艇が40メールまで最接近するなど威圧されました。
 海保の巡視船に見守られ、南小島と北小島の間で停泊し夜を明かしたあと、漁を終えて正午前に尖閣諸島周辺海域を離れ、この日の午後7時過ぎに無事、登野城漁港に帰港しました。
 中国海警局の艦艇の領海侵犯によって、日本固有の領土であり、石垣市の行政区域である尖閣諸島の領海内で安全に安心して漁労ができる環境は未だに確立していないことを確認することができました。
 尖閣諸島周辺海域は『魚湧く好漁場』であり、今後も漁労を継続していきます。国際法違反である中国海警局艦艇の領海侵犯を排除するため、国に対して毅然とした対応を求めていきたいと思います。
  

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2021年02月15日

鶴丸出港


 本日15日午前5時、鶴丸は登野城漁港を出港致しました。正午頃には尖閣諸島周辺海域に到着します。明日には大漁で帰島する予定です。  

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2021年02月01日

尖閣諸島を守る会

 尖閣諸島を守る会の入会申込書は下記の通りです。また、尖閣諸島を守る会の規約は下記の通りですので、よろしくお願い申し上げます。 

 入会申込書
 私は貴会の趣旨に賛同し入会致します。
 我が国固有の領土である尖閣諸島を諸外国の不当な干渉から守るために共に頑張ります。

氏名               ㊞
住所
電話
FAX
 令和   年  月  日
  尖閣諸島を守る会
     代表世話人  仲間 均  殿

 尖閣諸島を守る会

 会則(規約)
一、目的 本会は我が国固有の領土である尖閣諸島を諸外国の不当な領有権主張や領海侵犯などの挑発行為から守ることを目的とする。
二、会員及び会費 会員は国籍や性別、年齢を問わず右目的に賛同する者とする。会費は入会費1万円とする。入会金振込先 沖縄海邦銀行八重山支店 普通口座「尖閣諸島を守る会」 店番号080 口座番号0726314まで
三、事務局 沖縄県石垣市字大川40番地に置く。
四、活動方針 ①諸外国の不当な領有権主張や領海侵犯などの挑発行為に対し毅然たる措置を講ずるよう政府への要請活動を展開する。②尖閣諸島を守るため海上保安庁や海上自衛隊の巡視パトロールの強化を実現するための要請行動を展開する。③尖閣諸島の行政視察や民間ツアーなどを行う。④国内外に対する広報活動を強化する。


  

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2021年01月23日

中国公船は武器使用の艦艇


 中国の全国人民代表大会・常務委員会会議は中国海警局に武器の使用を認める海警法草案を可決成立させた。これまで日本の海上保安庁のように呼ばれていた中国公船は中国軍傘下の艦艇として武器の使用が可能となる。
 正に尖閣諸島周辺海域の漁船の強制排除を視野に入れた法案であると言わざるを得ない。中国はどのような手を使っても尖閣諸島の乗っ取りを画策しているようだ。
 それもこれも我が国の対応の拙さが中国をエスカレートさせたといっても過言ではない。
 いずれにしても野蛮な国の野蛮な法律を気にすることなく、日本の領海でしっかりと漁労をし、石垣市の行政区を見守り続けていく決意である。
 皆様には一人でも多く、尖閣の魚を食べて頂きたいと願う。コロナ過のなか、ご自愛いただきますようお祈り致します。
  

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