てぃーだブログ › 尖閣諸島の歴史と現状

2021年01月14日

尖閣諸島開拓の日


 
14日、尖閣諸島開拓の日記念の宴は中止しましたが、関係者のみで先人の功績を称え、黙祷を捧げてきました。
 当日は宴が中止にも関わらず、八島町緑地公園内の古賀辰四郎開拓記念碑周辺は自衛隊石垣出張所の皆さんがボランティアで清掃が行われたことに感謝を申し上げます。
 関係者のみの簡素な祈りでしたが、コロナ過のなか、改めて尖閣諸島を守る活動に一層の決意を新たにしました。
この場をお借りしてメッセージを送ります
 メッセージ
 日本固有の領土であり沖縄県石垣市の行政区域である尖閣諸島は、昨年、行政手続きで字名の変更を行い、尖閣諸島の地番が沖縄県石垣市字登野城2390番地から2393番地が、沖縄県石垣市字登野城尖閣2390番地~2393番地に変更されました。
 これまで尖閣諸島を守る会として地道に活動してきたことで念願の字名の変更が行われたことは誠に感慨深いものがあります。これを受けて昨年12月の石垣市議会で尖閣諸島の各島々に字名標柱の設置を求める決議も可決しました。
 尖閣諸島をめぐる現状は厳しいものがありますが、日本の領土、領海である尖閣諸島周辺海域で安全かつ安心できる環境づくりを推進するため漁船「鶴丸」での継続した漁労にまい進してまいります。
 尖閣諸島周辺海域で中国の艦艇(公船ではない)が、領海侵犯を繰り返しております。中国の艦艇は我々の漁船「鶴丸」に異常接近し、汽笛を鳴らして追尾するなど威嚇行為を強行していますが、臆することなく漁労をしてきました。
 アカマチ等の高級魚が取れる尖閣諸島周辺海域での漁労が、安全に安心してできるよう現実を直視し、尖閣諸島実行支配強化へ向けて様々な施策を即時実行するよう国に働き掛けていきましょう。
 日本固有の領土で石垣市の行政区域であることを示すには実行支配しかありませんが、尖閣諸島周辺海域で漁労をすることで、実行支配していることを国内外、特に中国側に示していくことができれば幸いであります。
 あとは字名変更の標柱を設置することで石垣市の行政区域であることを確実なものにすることができると確信しております。そのためにも皆様のご支持ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
今年はコロナ過のなかで尖閣諸島開拓の日記念の宴は中止となりましたが、幾多の困難を乗り越え、尖閣諸島に生活の糧を求めて入植し開拓した先人の功績を称え、尖閣を守る決意を新たにしていきます。
  

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2021年01月01日

謹賀新年

 年頭に当たりまして、皆様のご健康とご多幸を衷心よりお祈り申し上げます。コロナ過の慌ただしいなか、尖閣諸島を守る活動はいよいよ重大な局面を迎えるものと決意を新たにしております。
 昨年も尖閣諸島はこれまで以上に波高し。中国公船による領海侵犯は連日のように繰り返され、過去最高を更新。警備に当たる海保の巡視船との睨み合いが続いています。海保の職員に敬意と感謝を申し上げます。
昨年暮れに新たに購入した漁船「鶴丸」で荒波のなか出漁しましたが、悪天候には勝てず、漁労をあきらめ引き返しました。中国公船は我々に接近し警告の汽笛を鳴らすなど、これまで以上の強硬な対応に危機感を感じます。
 尖閣諸島は日本の固有の領土であり、石垣市の行政区域であることを、確実なものとするために字名を石垣市字登野城から字登野城尖閣に名称を変更し、国内外に発信しました。
年明け早々にも尖閣諸島周辺海域での漁労の回数を増やし実績を重ねるとともに、尖閣ブランド化に向けてアカマチ等、魚の販売を致しますので購入お願い申し上げます。
 毎年1月14日に開催してきました「尖閣諸島開拓の日記念の宴」は、コロナ過のなか、中止することに致しました。主催者としてお詫び致します。
  

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2020年12月27日

尖閣諸島波高し


 
 26日午後、尖閣諸島周辺海域に到着。接続水域で待ち構えていた中国公船2隻が我々、鶴丸に接近。尖閣諸島南小島の南方海域に到着したが、波が高く、漁をすることができずに断念。しばらく様子を見たが天候の悪化が予想されたため、その日のうちに尖閣諸島を離れ、石垣島を目指し、27日午前8時過ぎに登野城漁港に無事帰港しました。
 中国公船に追尾され、時には威嚇するかのように近づいてくる状況は、以前より攻勢をかけていることを肌に感じました。これに対して崇高な使命感の元、中国公船をもろともせずに領海を守る気概を持って頑張っている海保の職員に敬意を表したい。
 今回は大しけの為、漁をすることができませんでしたが、近いうち、日本固有の領土である尖閣諸島周辺海域での漁労を報告したいと思います。  

Posted by 仲間均 活動ブログ at 17:44Comments(3)

2020年12月26日

鶴丸出航


 本日12月26日午前5時過ぎ、石垣市登野城漁港を出港致しました。私を含め、船長、乗組員2人。鶴丸の目的地は尖閣諸島周辺海域です。天候次第ですが日曜日に帰港予定です。  

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2020年12月14日

尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議

 石垣市議会12月定例会最終本会議が14日に開かれ、本員が上程した「尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議が賛成多数で可決されました。決議文でも触れていますが、石垣市の行政杭域であることを示す標柱の設置が早急に実現することを願っています。決議文は次の通りであります。
 尖閣諸島に字名標柱の設置を求める決議
 尖閣諸島は我が国、固有の領土であり、沖縄県石垣市の行政区域であることは紛れもない事実である。字名変更に伴い地籍は石垣市字登野城尖閣2390番地から2394番地となっております。
 領土は先人から受け継いできた大切な財産であり、後世に責任をもって保存活用していくためにも、尖閣諸島を行政区域として預かる石垣市行政担当局及び石垣市議会が適切な政策を講ずることが必要不可欠であります。
 石垣市は1969年(昭和44年)、当時の石垣喜興市長自ら尖閣諸島に上陸し、魚釣島、久場島、大正島、南小島、北小島の5島に行政標識となる地番を記した標柱を建立し、行政区域を明示しておりますが、50年も経過し字も読めないぐらい風化していることから石垣市の行政区域であることを国内外に広く知らしめるためにも新たな行政標識は重要であります。
 また、字名の変更に伴い、これまでの字登野城地番から字登野城尖閣へと変更されたことに伴い、新たな行政標識を設置することは必要不可欠であり、早急な設置が求められております。
 尖閣諸島を取り巻く環境は厳しいものがありますが、新たな地番を明記した行政標識が早急に設置されるよう強く要請致します。
令和2年12月14日
石垣市議会
宛先 石垣市長
  

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2020年12月12日

尖閣諸島開拓の日制定記念の宴 中止のお知らせ

 来年1月14日、「尖閣諸島開拓の日」がやって参ります。尖閣諸島を守る会では尖閣諸島開拓の日制定記念の宴を開催してきました。 尖閣諸島を開拓した古賀辰四郎氏や遺族の偉業をたたえる記念碑の前で行ってきました。
 しかしながら、コロナ過のなかで宴を中止せざるを得なくなりました。宴を通して、明治、大正、昭和と幾多の困難を乗り越え、尖閣諸島に生活の糧を求めて入植し開拓した先人の功績を称え、尖閣を守る決意を新たにしてきました。
 残念ながら宴を中止することになり、参加を予定していた皆様にはご理解頂きますようにお願い申し上げます。先人に対する功績を称え、尖閣を守る決意に変わりはありません。当日は尖閣を守る会メンバーのみで厳かに執り行うことにしております。悪しからずご了承願います。
  

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2020年11月27日

中国外相の暴言に抗議決議

 中国の王穀国務委員兼外相が「日本の漁船が尖閣に侵入している」と、呆れた暴言をしたことに対して、日本政府は、このほど、「日本政府としては全く受け入れられない」として遺憾を表明した。
 しかしながら、中国は領有権を主張し、引き続き自国の主権を守っていくことを強調している。更に、尖閣諸島周辺海域で日中双方の公船以外の船舶を入れないことで事態の改善を図ることを提案している。
 このことに関して政府は「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も疑いのない我が国固有の領土」として、提案を拒否。「日本の漁船が我が国の法令にのっとって活動することは何ら問題がない」と強調している。
 この王外相の発言に対して石垣市議会は30日に開会する12月定例会の初日の本会議で「抗議決議」を全会一致で可決する見通しだ。抗議決議では「日本の漁船が尖閣諸島周辺海域で操業する権利を侵害する発言であり断じて容認できない」と厳しく糾弾。
 更に「中国の王外相の発言と提案及び日本漁船の正当な漁業活動への侵害を繰り返す中国海警局船の活動に対し厳重に抗議する」、としている。
 日本固有の領土である尖閣諸島周辺海域で我々が操業を営むのは当然の権利であり、尖閣諸島を守る会としても、新たに購入した漁船「鶴丸」で、近日中にも漁労のため出航を予定しており、中国公船の出方を見守りたい。
  

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2020年11月16日

玉城デニー知事 尖閣警備海保職員に感謝の意を表す

 11日、玉城知事が尖閣諸島警備の石垣海上保安部の職員を激励した。尖閣諸島周辺海域での中国公船の領海侵犯や漁業者、住民に不安を与えていることから玉城知事は次のように話したという。
 コメントは「県としてその状況について正確な情報収集に努め、国の関係機関と連携を図りたい。また、尖閣諸島海域に関し、中国公船の領海侵犯連続時間が国有化以降、最長を記録したほか、1年間の接続水域日数が最多となるなど、我が国の領土主権を侵害しかねない行為が頻繁に起こっている。今後とも八重山諸島周辺海域の安全確保に取り組んで欲しい」と玉城知事。
 海保の職員は日夜、尖閣諸島周辺海域で警備活動に尽力しており、この場を借りて敬意を表したい。
 玉城知事は常に離島に目を向け、離島振興発展に尽力して頂きたい。「離島の発展なくして沖縄県の発展なし」、である。
  

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2020年09月07日

中国漁船衝突事件から10年

 中国漁船衝突事件から今日で10年を迎える。我が日本国は中国に屈したのである。
 あの時の私は、午前2時ごろ、中国漁船の船長を乗せて空港に向かう車を「くそったれ」と叫びながら追いかけて行った。
 中国漁船の船長が誇りに満ち溢れ、ピースをしながらチャーター機に乗り込んでいったのを昨日のように覚えている。
 あの時、何故、我が日本は船長を無罪にして、しかも時間外に空港を解放し、給油までさせて返したのか。
 今更ではあるが、蘇える記憶を辿っても理解に苦しむ。
 法的解決ができなかったのか。国際法でしっかりと審判し責任の所在を明らかにすべきではなかったのか。今でも悔やまれる。
 その後の中国は、尖閣諸島への攻勢を強めている。現状のままでは尖閣諸島は中国に乗っ取られるのは時間の問題だ。
 今こそ、我が、石垣市の行政区域、尖閣諸島に公務員を常駐させ、灯台や船溜まりを建設し、漁民の安心安全のため漁業無線基地などの建設に取り組むべきである。
   

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2020年08月29日

大型漁船鶴丸入港


尖閣諸島を守る会の大型漁船鶴丸(9.1トン 船長高江洲正一 船主仲間均)が29日午後、石垣市の登野城漁港に無事入港致しました。
 関係者の皆様には大変なご心配をおかけしました。
 今月19日に和歌山県串本町の漁港を出港し、石垣島を目指しましたが、途中、台風の影響を受け、宮古島に避難。本日、無事、高江洲船長のもとで、午後3時半に登野城漁港に入港し、多くの関係者の歓迎を受けました。
 同会念願の大型漁船購入には多くの関係者のご協力、ご支援の賜物であり感謝申し上げます。
 これから尖閣諸島周辺海域で漁労を通じて『尖閣』ブランドの拡販にまい進して参りたいと存じます。
 尖閣ブランドのアカマチなど皆様の購入をお願い申し上げます。
 なお、魚の購入に関しましては、随時尖閣諸島を守る会で受け付けておりますのでよろしくお願い致します。

  

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2020年08月16日

政府よ!中国の揺さぶりに一喜一憂するな

 報道によると中国は16日に明ける休業漁期間を前に漁民を集め、尖閣諸島30カイリ(約56キロ)内への侵入禁止を告げたという。
 漁師の一人は「政府が魚釣島は中国に属すると言っているが、実際は日本が支配し、日本のものだ。あまり行きたくない」と話したという。
 尖閣諸島の領有権問題は中国政府がコントロールしているだけだ。
 日本政府が「近隣諸国との摩擦を生じない、安定的な維持管理」と訳の分からない態度で、我が石垣市の行政区域である尖閣諸島に目を伏せている限り、中国の攻勢は続くだろう。  

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2020年08月04日

中国公船が台風から逃げる

 中国海警局の中国公船は第11管区海上保安本部によると2日午後2時ごろ、相次いで尖閣諸島周辺海域の接続水域を離れたという。
 尖閣諸島周辺海域での航行は最長の111日を更新していたが、さすがの中国公船も荒れた天候には勝てないと思ったのか一目散に逃げる。
 これまでたまたま天候が良かったので111日を記録しただけである。
 台風が近づいたり、天候が荒れたりすると、真っ先に逃げるのが中国公船である。
  

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2020年07月24日

尖閣諸島に危機感

 中国海警局の公船が我が石垣市の行政区域である尖閣諸島の領海を侵犯しながら101日連続航行していることに関し、自民党国防議員連盟は危機感を訴えたという。
 何を今頃か!と思うのは私だけではないはず。
 私は平成8年から尖閣は中国に乗っ取られると危機感を持って取り組むべきであると言い続けているが、今まさに現実となった。手遅れではないか。
 今や中国は尖閣を中国の確信的利益に格上げし、本気になって取りに来ているといっても過言ではない。
 小さな島の市議会議員の忠告には耳を傾けず、今頃中国に乗っ取られようとしていることに気づくとは情けない。
 こんな国会議員に国が守れるのか。もっと国防について真剣に考えてもらいたいものだ。
 中国公船は尖閣諸島周辺海域が嵐にならない限り、周辺海域に侵入し、領海侵犯を繰り返していることを肝に銘じるべきである。
 中国の確信的利益の本気を変えるためには僅か3万人足らずのパラオ国を見習うべきではないのか。2014年、パラオ国は領海侵犯した中国公船に発砲し撃沈させた。
 国を本気で守る気概もない、ただの話し合いだけでは中国の本気には勝てないのではないのか。日本政府は国の根幹である領土を守るという本気度を示してもらいたいものである。
  

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2020年07月20日

意見書を全会一致で可決

 八重山広域市町村圏事務組合議会(仲間均議長』の7月定例会は20日、「尖閣諸島周辺海域における漁業者が安心して操業できる体制の更なる強化を求める意見書」を全会一致で可決した。意見書の内容は次の通り。
 理由
 尖閣諸島周辺海域に於いて業業者が安心して操業できる体制の更なる強化を求めるため。
 「尖閣諸島周辺海域における漁業者が安心して操業できる体制の更なる強化を求める意見書」
 沖縄県石垣市の行政区域である尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も疑う余地なき我が国の固有の領土であり、現に我が国が有効に管理、支配を行っている。
 尖閣諸島領海外側接続水域を中国海警局公船(中国海警船)の航行は、7月13日で91日連続航行となっており、これは尖閣諸島の久場島を除く主要な島々が平成24年に国有化されて以来、最長の連続航行となり現在も航行を続けている。
又、昨年の接続水域那航行の延べ日数は1,097隻と過去最高の水準である。
 さる5月8日には、中国海警船は3日連続で領海侵犯を行い、うち2隻が魚釣島の西南西約12キロの海上で操業中の与那国町漁協所属の漁船「瑞宝丸9,7トン」に接近し追尾を行ったことに対し、日本政府は、直ちに主権の侵害であるとして中国政府に対し厳重な抗議を行ったが、中国外務省は「漁船は中国の領海で違法に操業していた」として、尖閣諸島領海で日本の漁船が違法操業したと法執行権を初めて主張、また「日本側に新たな争いごとを作り出さないよう求める」等として自らを正当化し、逆に日本政府を批判する等、当広域市町村圏の漁業者をはじめとする尖閣諸島周辺海域で操業を行う我が国の漁業者に、これまでにない不安を与えていると共に、中国海警局船が今後さらに日本の漁船に接近し追尾することが繰り返される可能性があることから、これまで以上に尖閣諸島を取り巻く環境は一層の厳しさを増し危機的状況となっている。
 よって当議会は、政府に対し、尖閣諸島周辺海域における業業者が安心して操業できる体制の更なる強化を強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  令和2年7月20日
     八重山広域市町村圏事務組合議会
宛先 内閣総理大臣 内閣官房長官 外務大臣 国土交通大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、農林水産大臣、海上保安庁長官、水産庁長官
  

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2020年07月04日

毅然とした対応を


4日付の八重山日報の「過去最長の領海侵入」の記事の中で、『政府は毅然とした対応をとる必要がある』とコメントしました。  

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2020年06月22日

尖閣字名変更を可決

 石垣市議会は尖閣諸島の字名変更議案について賛成多数で可決しました。これで尖閣諸島は石垣市字登野城尖閣に変更され、10月1日から施行されることになりました。22日の6月定例会最終本会議は賛否討論が行われ、字名変更の必要性を訴えました。賛成討論の内容は次の通りです。
 尖閣諸島字名変更議案に賛成討論
 先ず、ご承知の通り、尖閣諸島は我が国固有の領土であり、石垣市の行政区域であることはまぎれもない事実。
 石垣市字登野城の字名を変更するのに、近隣諸国との緊張を高めるというが、字名変更しなくても、尖閣諸島周辺海域は中国の公船が毎日のように接続水域を航行し、領海侵犯を繰り返して、一触即発状態にあります。
 字名変更に反対する皆さんは、尖閣諸島のことをどれぐらい知っているのか疑問に感じています。
 字名変更請願者の奥茂治氏より資料提供があり、平成2年ごろまでは字登野城の後に各島々の名前が明記され、この事実はあまり知られていません。元々字名は登野城だけではなかったということであります。
 この字名については、字登野城南小島2390番地のほか、字登野城北小島2391番地、字登野城魚釣島2392番地、字登野城久場島2393番地、字登野城大正島2394番地として、那覇地方法務局に登記されており、字名変更は行政事務の効率化にもつながるものであります。
 因みに、これらの島には昭和44年4月に石垣市が行政区域を明示するため地番を刻印した石柱を建立しております。建立した石柱が北小島と南小島に取り違えられていいることをここで指摘しておきます。
 本員は尖閣諸島の各島々へ16回上陸していますが、そこは正に自分たちの先人が住み、開拓の跡があり、まさにそこには、領土問題は存在しないのであります。
 先人が住んでいた石垣市登野城の尖閣諸島を、自らの島であることを、字名変更で明らかにすることが、なぜ素直に、受け入れられないのか。
 我々沖縄人(うちなーんちゅ)は、中国、台湾とは昔から貿易や経済、文化交流が盛んに行なわれてきました。
 だからこそ、豚の文化があり、沖縄の伝統文化空手があるのであります。
 台湾に於いては我が石垣市との文化交流、経済交流、八重山台湾親善交流などが盛んに行われています。
 石垣市の世界一美味しいといわれているパイン産業も台湾の林発(リン・パツ)さんが広めたとされています。
 多くの台湾出身者や二世、三世等、華僑の皆さんが、この石垣市の地で力強く頑張っております。
 なぜ、今の時期に字名を変更するかということでありますが、この件については市議会で、すでに字名変更について要請を決議しております。
 周辺諸国、特に中国への配慮が必要ではないかと指摘していますが、中国は字名を変更しなくても、領海侵犯を繰り返し、領有権を主張しております。
 昨年の中国公船、尖閣諸島周辺海域への航行は282回、領海侵犯は162回、まさに乗っ取りにきているといっても過言ではありません。
 現実を直視して頂きたい。中国が発生源となった新型コロナウィルスで世界中に蔓延し危機的状況の真っただ中においても、中国公船は領海侵犯を繰り返すだけではなく、我が国、漁船を追尾するなど国民の生命財産を脅かしております。
 尖閣諸島をめぐり日本政府は、領有権問題は存在しないとしており、石垣市の行政区域である、地番について変更するのは何ら問題はないと考えています。
 字名変更は字登野城から字登野城尖閣と正しく表記するための行政上の手続きであり、周辺諸外国からとやかく言われる筋合いのものではありません。
 諸外国に配慮すべきだという皆さんは、中国が尖閣諸島を乗っ取ろうとしている現実には目をつむり、字名変更は配慮すべきだというのは納得できないわけであります。
 今、尖閣諸島で何が起きているのか、行政区域である石垣市の議員の皆さんは、尖閣諸島の現状を自らしっかりと確認すべきであります。
 「配慮すべき」だとか、「時期尚早」だとか言う前に、特に野党の皆さんは尖閣諸島の現状を自らの目で見て欲しい。行動すべき時は、今なのであります。
 石垣市の行政区域である尖閣諸島を守り、島人の生命財産を守るという観点から、議員全員で一致団結、結束して欲しいと願うばかりであります。
 議案55号、尖閣諸島字名変更について、議員全員賛成で可決しようではありませんか、と訴え、この議案に賛成と致します。
以上であります。
  

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2020年06月09日

尖閣諸島は我が日本の領土・石垣市の行政区域である



第11管区海上保安庁本部は8日、中国公船4隻が我が国の領海を侵犯したと発表した。中国公船4隻は約1時間半に渡り、尖閣諸島周辺海域を領海侵犯し、9日現在、領海外側の接続水域を航行しているという。
 一方、尖閣諸島の領有権を主張する台湾は尖閣諸島を宜蘭県頭城鎮の所属としていることから石垣市の字名変更を受けて尖閣諸島に上陸して標識を立てる動きがあると報道は伝えている。
石垣市は9日開会した6月定例会で尖閣諸島字名を現在の石垣市登野城から登野城尖閣に変更する議案を上程しており、22日の最終本会議で採択される見通しとなっている。
にわかに慌ただしくなってきた尖閣諸島をめぐる動きだが、日本固有の領土であり、石垣市の行政区域であることを字名変更で明確に示していきたい。
更には、中国や台湾の強硬な動きに対しては、これまで以上の監視体制の強化をはじめ、公務員の常駐等、早急な対応を求めていきたい。
  

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2020年06月05日

尖閣字名変更を上程

 石垣市の中山市長は6月定例会に尖閣諸島の字名変更の議案を提案する。5日に開催された議会運営委員会に上程、議案として尖閣諸島の字名を字登野城尖閣とする字名変更の議案を提出した。同議案は平成30年の12月定例会に上程されることがほぼ決定していたが事務手続きの遅れなどを理由に議案提出を見送っていた。
 これまで何度となく尖閣諸島の字名変更を訴えてきただけに、今回の提案は日本固有の領土であり沖縄県石垣市の行政区域であることを広く国内外にしっかりと示すことができるものと期待している。
 日本政府は尖閣諸島問題について、領有権問題はそもそも存在しないとの立場をとっているが、尖閣諸島の地番が、沖縄県石垣市字登野城尖閣と明確になることで、石垣市の主権として確固たる決意を内外に示すことになります。
 9日に開会する市議会6月定例会は同議案は総務財政委員会に付託され、審議を経たのち22日の最終本会議で委員長報告、質疑、討論、評決が行われ、議会の同意を得て、晴れて尖閣諸島の字名が石垣市字登野城尖閣と変更される運びとなります。
 尖閣諸島については沖縄県石垣市の行政区域であることを明確に示すことで。中国公船に対する領海侵犯に対して毅然とした対応を期待することができ、漁民の安心、安全な操業に繋がると喜んでいます。
 尖閣諸島魚釣島に本籍を持つ奥茂治氏は、これまで尖閣諸島の字名変更を長年にわたって訴えてきただけに、今回の字名変更は大きな喜びであると確信しております。議会の全会一致を目指してひと踏ん張りしたいと思います。
  

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2020年05月15日

尖閣諸島に対する中国の主権侵害主張に抗議

 石垣市議会は15日、臨時議会を開催し、中国海警船の度重なる尖閣諸島周辺 海域への領海侵犯及び与那国町漁協所属の漁船に対する追尾に対して、中国海警船のとった行動に対し、断じて容認できるものではなく厳重に抗議するとした抗議決議を全会一意で可決した。抗議書は直ちに中国国家主席あて送付した。また、警戒監視体制の強化等を求める意見書も採択された。
 抗議決議及び意見書は次の通り

 中国公船による尖閣諸島領海への度重なる侵犯行為及び与那国町漁協所属漁船への追尾に対する抗議決議

 当市行政区域である尖閣諸島周辺を航行していた中国海警局の船(以下、中国海警船)4隻が5月8日に領海内を侵犯、うち2隻が魚釣島の南南西約12キロの海上で操業中の与那国町漁協所属の漁船「瑞宝丸9,7トン」に接近し追尾を行ったことから、警備に当たっている海上保安庁の巡視船が漁船の安全を確保し領海侵犯に対する警告を行い現場は一時、緊張が高まった。
 中国海警船は、翌日9日から10日にかけても引き続き2隻が領海内を侵犯、3日連続の領海侵犯は異例で、領海内を航行していたおよそ26時間という時間は過去2番目の長さであり、中国海警船による尖閣諸島領海侵犯や領海外側の接続水域での航行は、昨年から今年にかけて増加している。
 今回の中国海警船のとった行動に対し、日本政府は、直ちに主権の侵害であるとして中国政府に対し厳重な抗議を行ったが、中国外務省は「漁船は中国の領海で違法に操業していた」として、尖閣諸島領海での日本の漁船が違法操業したと法執行権を始めて主張、また「日本側に新たな争いごとを作り出さないように求める」等として自らを正当化し。逆に日本政府を批判した。
 尖閣諸島は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、当市行政区域の従来から極めて重要な漁場であることから、中国政府の主張と中国海警船のとった行動は断じて容認できるものではなく厳重に抗議する。
 令和2年5月15日
      石垣市議会
宛先 中華人民共和国国家主席、中華人民共和国日本国特命全権大使
理由 中国政府の主張と中国海警船のとった行動に抗議するため

 同意見書
 当市の漁業者をはじめとする尖閣諸島周辺海域で操業を行う我が国の漁業者に、これまでにない不安を与えていると共に、中国海警船が今後さらに日本の漁船に接近し追尾することが繰り返される可能性もあることから、政府と沖縄県は、中国政府に対し厳重に再発防止を求め、更なる警備監視体制の強化と日本漁船を保護する体制の構築、中国の国際法違反の行動に対して国際社会と連携して対処していくことを強く求める。

宛先 内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、国土交通大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、農林水産大臣、沖縄県選出国会議員、海上保安庁長官、水産庁長官、沖縄県知事、八重山選出県会議員
理由 警戒監視体制の強化と日本漁船を保護する体制の構築、中国の国際法に基づかない行動に対して国際社会と連携して対処していくことを求めるため。
  

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2020年05月12日

中国は国際社会へ尖閣諸島の領土をアピール



 中国の根拠のない尖閣諸島は領有権主張は10年も経てば国際社会に正当性をもたらすと危惧しているのは私だけではない。
 10年ひと昔というが、中国公船は尖閣諸島は中国の固有の領土だと言って、日本の漁船の取り締まりを強行している。
 それに対して我が国の対応は「尖閣には領有権問題は存在しない」とかたくなな対応を固辞している。
 これまで政府は平成8年から石垣市議会が訴えている尖閣諸島への灯台建設、公務員の常駐、無線基地建設、港の建設、鰹節工場跡の文化財指定等上げればきりがないほどの要請を行っているが、未だになしのつぶてだ。
 要請に対して近隣諸国(中国?)と摩擦を生じかねないと言って放置してきた無策が今に至っている。
 中国は今回の与那国町漁協所属の漁船を追尾したことに対して、「中国の領海で違法に操業していた」と正当性を主張している。
 尖閣諸島は日本固有の領土で沖縄県石垣市の行政区域であることを中国は認めていないことが明らかである。
 日本の領土領海であるならば、近隣諸国(中国)との摩擦を生じかねないという日本政府の対応は果たして如何なものかと疑問を持たざるを得ない。
 日本固有の領土だと主張しながら、やることをやらないできたツケが今の現状だとすれば、そのままでは南沙諸島の二の舞になるのではないのか。
 尖閣には領有権問題は存在しないという日本政府の立場は、中国との摩擦を恐れているのは間違いない。
 中国が強硬に領有権を主張している現状で、10年以上も経った今、国際社会に認められ、中国の主張が正当化される。
 日本政府は今こそしっかりとした行動を展開し、国際社会に認められるようなアピールを実行すべきである。
 それは、パラオ国のように中国漁船を強制排除して自らの領土・領海を守るという毅然とした対応である。

  

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2020年05月11日

与那国町議会が意見書可決

 今月8日から9日にかけて尖閣諸島周辺海域で漁をしていた与那国町漁協所属の漁船が中国公船に追尾され、安全を脅かす異常事態が発生したことを受け、与那国町議会は11日の臨時議会で警戒監視体制強化と安全操業を求める意見書を全会一致で可決しました。
 与那国町をはじめ石垣市、沖縄県、日本国の漁民が尖閣諸島周辺海域で安全に操業できるよう、国、県に於いては早急に対応してもらうことを期待しています。
 意見書は次の通りです。

 尖閣諸島周辺海域における中国公船領海侵入の漁船追尾に対し
 警戒監視体制強化と安全操業を求める意見書

 2010年9月7日に尖閣諸島付近の海域で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突する事件が起きて以来、この海域では両国間に於いて2000年日中漁業協定等も含め、尖閣国有化の領有権を一方的に主張する中国による領海侵犯が繰り返し平然と行われている。
 そのような状況の中、去った5月8日から9日の2日間に渡り尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局の船が魚釣島の西南西約12キロの海上で、当与那国町漁業協同組合所属の瑞宝丸9,7トンに接近し操業中にも関わらず追尾し安全を脅かす異常事態が起きた。
 幸い第11管区海上保安本部巡視船により安全が確保され、乗組員3人に怪我はなかったものの、機関砲を搭載した中国公船が依然として航行しており、漁業者に於いては大変不安を抱えている。
 尖閣諸島周辺海域は極めて重要な漁場であり、まぎれもなく「日本固有の領土・領海」である。
 よって、中国政府に厳重に抗議し、日本政府、沖縄県に対し再発防止及び更なる警戒監視体制強化と漁業者が安心、安全な漁場で働ける環境整備を早急にして頂くよう、強く要請する。
 令和2年5月11日
        与那国町議会

宛先 沖縄県知事、内閣総理大臣、外務大臣、国土交通大臣、沖縄及び北方対策担当大
   臣、農林水産大臣、海上保安庁長官、水産庁長官
  

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2020年05月09日

中国公船が我が国の領土を侵犯


(中国公船に追われる高洲丸)

中国公船我が国の領海を侵犯
第11管区海上保安部によると8日午後4時11分頃から中国公船4隻が魚釣島西側領海から侵犯。そのうち2隻が領海内で操業する日本漁船に接近し追い出しにかかったという。
尖閣諸島周辺海域での中国公船の航行はほぼ毎日。領海侵犯は今年8回目、4月17日以来である。4隻は午後6時ごろ南小島南南西側から領海を出た。
中国は尖閣諸島を確信的利益に格上げし、本気で奪い取る覚悟を持って尖閣諸島を取りにきていることを多くの日本国民は知るべきである。
コロナ渦の影響に追われて、このような重大な危機を見過ごすと中国の思うつぼにハマるのは目に見えている。海保の警備に任せているだけでいいのか。
このままではフィリピン南砂諸島の二の舞になるのでは、と危惧するものである。
  

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2020年04月16日

尖閣諸島に物言わぬ知事

 日本の領土で沖縄県石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺海域に中国の公船が領海侵犯を繰り返し、軍事力を誇示するかの様に宮古島沖を通過しても、知らぬ存ぜぬ顔を決め込み、基地反対には積極的発言しながら、こと尖閣に於いては何の発言もしない玉城デニー知事。
我が沖縄県の玉城知事のマスクが今、話題になっている。
 私にかかってくる電話の主の全てが口をそろえて言う。
 「あの知事のマスクはどうにかならないか」と。
 玉城知事になって基地問題については全ての裁判に於いて国に敗訴しているが、それでも訴訟の手を緩めない。
首里城が燃えた翌日には政府に復興予算のお願をする玉城知事。
 新型コロナウィルスには打つ手なしの玉城知事。
 県民の命と経済を守るためにはどうすればいいのか。
 玉城知事は、声なき声に耳を傾け考えなければいけないと思うのだが。
 基地問題はだれよりも先に動くが、新型コロナウィルスの件については、これまでリーダーシップを示すことなく、何の対策もしない。
目立つのは色の違うマスクで記者会見する姿だけだ。
 玉城知事の側近には県民の命を考える人はいないのか。
 命ど宝(ぬちどぅたから)という割には打つ手なしか。
 我が沖縄県民よ!
 豊かな沖縄の暮らしと命を守る為に、
 一日も早い玉城知事の退散を考えようではないか!
  

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2020年04月12日

国境離島警備部隊の石垣島配備を求める意見書を可決



4月10日の石垣市議会臨時議会に於いて議員提案として「国境離島警備部隊の石垣島配備を求める意見書」を提案し、賛成多数で可決しました。意見書の内容は下記の通りであります。

国境離島警備部隊の石垣島配備を求める意見書
新年度から沖縄県に於いて尖閣諸島等国境離島の警備対策として新たに151人規模の専従隊が創設されます。この国境離島の専従警備部隊は国境離島における緊急事態対策で、尖閣諸島への中国等の武装集団の不法上陸事案等への即応能力強化が狙いとされています。
県警本部は同警備部隊について、沖縄本島に駐在するとしていますが、国境離島の警備について、具体的には尖閣諸島であります。沖縄本島から尖閣諸島まで400キロ以上も離れ、石垣島からは170キロであり、即応性の観点から最も機敏に即応できるのは石垣島であります。
海上保安庁は尖閣諸島専従の巡視船をこれまでの3隻から14隻に強化し、石垣海上保安部に配備しており、尖閣諸島周辺海域の警備に即応できる体制を強化しており、今後、同警備部隊との連携が求められております。
このように、石垣市の行政区域である尖閣諸島の警備、緊急事案対策等に即応することができるのは地理的状況に於いても、海保との連携に於いても優位性が高い石垣島に配備することが必要であります。
国境離島警備部隊については石垣島に配備することが同警備部隊の目的にかなうものであり、検察庁に於かれましては、沖縄本島配備計画を見直し、石垣島へ配備するよう強く要請するものであります。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
令和2年3月10日
石垣市議会
宛先 内閣総理大臣、内閣官房長官、沖縄及び北方対策担当大臣、警察庁長官、沖縄県警本部長
  

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2020年04月11日

新型コロナウィルスと尖閣諸島の現状


 陽春の候、会員の皆様に於かれましてはますますご清祥のお慶び申し上げます。
 さて、中国の武漢で発生した新型コロナウィルスは世界的な感染拡大を見せ、我が国に於いても感染者が急増し、4月7日には緊急事態宣言が発出され、7都府県が指定されました。我が沖縄県に於いても感染者が日に日に増加をし、県民に大きな不安を与えております。更なる感染拡大防止に向けて医療機関等の迅速な対応が大きな課題となっております。
 今こそ全世界が一丸となって、この新型ウィルスに打ち勝たなければなりません。
 会員の皆様に於かれましては自らの命は自ら守るという気概を持ってこの戦いを乗り切っていきましょう。
 中国から発生した新型ウィルスで世界的な感染拡大を見せている中、我が日本は友好国である中国に対し医療用の防具服から消毒液等、多くの支援を行っております。
 しかし、中国はこのような事態に於いても、尖閣奪取の手を緩めることはしていません。
 4月8日午前10時から約1時間45分に渡り、中国公船が領海侵犯。今年になって6回目を数えています。尖閣諸島周辺では連日のように中国公船の領海侵犯が繰り返されています。
 因みに昨年は中国公船の尖閣諸島周辺海域への航行は282日。領海侵犯は162回と過去最多となっています。
 我が国が友好国と親しくすればするほど微笑みながら尖閣奪取を目論んでいるのが中国なのであります。
 習近平国家主席の真心からの笑顔を見たいものである。  

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2020年01月16日

尖閣諸島開拓の日を祝う宴



「尖閣諸島開拓の日を祝う宴」(主催・尖閣諸島を守る会)が14日、石垣市八島町緑地公園内の古賀辰四郎開拓記念碑前で行われました。
 宴には中山義隆石垣市長、原口一博元総務大臣、平良秀之市議会議長、三木巌八重山防衛協会長、那根元元竹富町長、佐久本用助宮古島市議会議長、尖閣諸島を守る会東京支部・長尾士郎代表等が出席。「我が尖閣」の歌・踊りも披露された。
宴では、これまで尖閣諸島を守る会の活動に功績のあった、中町匡志氏、志田英喜氏、高橋徹氏へ感謝状が贈られた。
 宴では古賀氏の功績を称えるとともに、尖閣諸島で警備に当たっている海上保安庁の職員の労い、実効支配の警備強化を要望。日本の固有の領土であり、行政区域である石垣市から、更なる情報発信に改めて決意を表明した。
 尖閣諸島を守る会代表世話人仲間均のあいさつ文(全文)を記載します。
尖閣諸島開拓の日条例を祝う宴
ご参集の皆さん、先ずは新年明けましておめでとうございます。
輝かし新年に当たって、ここ古賀辰四朗開拓記念碑前で「尖閣諸島開拓記念の日」条例制定を祝う第十回目の宴を開催することができたことを喜ぶものであります。皆様のご参集に心より感謝申し上げます。
さて、今日に於いても、確信的な行動で領海侵犯を繰り返す中国公船に対して海上保安庁の巡視船が対峙する形で領海侵犯に対処しております。
ちなみに昨年、中国公船の尖閣諸島周辺海域への航行は282回。領海侵犯は162回の最多となっております。この場をお借りして海上保安庁の職員の労をねぎらい、感謝の誠を捧げます。
また、7日付で就任した奥島高弘新長官に於かれまして現場の声、職員への気配り、安全確保には万全を期してもらいたいと願っております。
尖閣諸島防衛は日本固有の領土を守るだけでなく、自然や文化を守り、世界遺産とするためにも重要であります。尖閣諸島にある鰹節工場跡地の文化財指定や船溜まり建設、無線基地建設、灯台建設など、国に進言していく活動を展開して参ります。
尖閣諸島はれっきとした日本固有の領土であり、石垣市の行政区域であります。ここ古賀辰四朗開拓記念碑に刻まれているように、明治から大正、昭和、平成、令和に至るまで日本が実行支配し、石垣市の行政区域として石垣市字登野城2390~2394番地となっております。
しかしながら、中国は相変わらず領有権を主張し、強硬手段による尖閣諸島奪取を視野に入れ、これまでにない動きを見せる中、軍事力の拡大は尖閣諸島が紛争に巻き込まれる危険性を帯びているといっても過言ではありません。
新聞報道によると2006年から尖閣諸島の乗っ取りを計画していたことが明らかになりました。今年は3月に国賓として習近平国家主席が来日しますが、果たして如何なものかと疑問に思うのは私だけではないと思います。
尖閣諸島周辺海域では現在でも日本の巡視船と中国公船が連日対峙し、領海侵犯を繰り返している中国公船は「尖閣は中国の領土だ」と主張している実態について、漁労を通して、今後とも国民に訴え続ける活動を展開して参ります。
尖閣諸島を守る会では、尖閣諸島の現状を広く、区内外に発信し、尖閣諸島周辺海域で漁民が安心して安全に漁労ができる環境を目指していくために、今後とも、さまざまな活動を展開していかなければなりません。
今日、尖閣諸島が日本政府によって明治28年1月14日に日本固有の領土として沖縄県の所轄とすることを閣議決定した日であります。古賀辰四朗氏が明治17年に尖閣諸島の開拓に着手してから十年余過ぎて、やっと国が正式に認めたものであります。
この尖閣諸島開拓記念碑の前で偉大な先人の功績をたたえるとともに、今日の「尖閣諸島開拓記念日」を市民とともに再認識し、平和のなかで尖閣諸島が日本固有の領土として、また、石垣市の行政区域として国内外に認められることを願って、挨拶と致します。
令和二年一月十四日
尖閣諸島を守る会
代表世話人 仲間 均

  

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2020年01月02日

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。
 年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸を衷心よりお祈り申し上げます。
 昨年も尖閣諸島は相も変わらず波高し。中国公船による領海侵犯が例年以上に数多く繰り返され、警備に当たる海保の巡視船との睨み合いが続いています。地元漁民は漁に出ることさえもままならない状態が続いております。高洲丸では荒波に出航できず、年末に予定していた漁労も悪天候のため中止を余儀なくされました。
 さて、尖閣諸島は日本の固有の領土であり、石垣市の行政区域であることを、国内外に発信するため、尖閣諸島の現状について、これまで以上に声を挙げていかなければなりません。そのためにも新たな大型漁船を購入して尖閣諸島の現状をしっかり把握し、情報発信して参ります。
 昨年は、大型漁船購入のための活動として、募金活動を展開しました。その一環として、このほど25年間の活動をまとめたCD&DVD『我が尖閣』(作詞・歌 仲間均 作曲 YOSHIKA)を発売しました。
これまでの活動を振り返り貴重な映像をバックに仲間氏が熱唱。日本固有の領土であり、石垣市の行政区域である尖閣諸島上陸16回の思いを込めました。「尖閣上陸16回 今、尖閣に生きる男の血がよみがえる!」と銘打ち、精魂込めた心意気を映像と歌で訴えています。
お陰さまで初版のCD・DVD2000枚は完売致しました。今年は尖閣諸島を守る活動として、天候に左右されずに尖閣諸島周辺海域に出漁できる大型漁船の早期購入を予定しております。今後ともCD&DVD『我が尖閣』を購入して尖閣諸島を守る会の活動を応援して下さるようお願い申し上げます。
 尖閣諸島を守る会ではこれまで以上に粘り強く、継続して現状を訴えていきます。そのことが国を動かすことにつながります。そのためにも、大型漁船を購入し尖閣諸島周辺海域の現状を視察し、漁労を展開して参りますのでよろしくお願い申し上げます。
 更には、尖閣諸島を守る会の会員の皆様やブログをご覧頂いている方々のお力添えを頂き、会員1万人を目指して参りたいと思いますのでご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、叱咤激励を賜りたいと存じます。
 
 告知
 今年も1月14日、「尖閣諸島開拓の日」がやって参ります。尖閣諸島を守る会では尖閣諸島開拓の日制定記念の宴を開催します。
 尖閣諸島を開拓した古賀辰四郎氏や遺族の偉業をたたえる記念碑の前で行います。場所は石垣市八島町緑地公園内の古賀辰四郎開拓記念碑前。午前11時半を予定しております。式典を通して、明治、大正、昭和と幾多の困難を乗り越え、尖閣諸島に生活の糧を求めて入植し開拓した先人の功績を称え、尖閣を守る決意を新たにすることにしています。知人、友人お誘いのうえ奮ってご参集下さるようお願い申し上げます。
 最後に「我が尖閣」の歌詞をもって新年のご挨拶とさせて頂きます。
 『我が尖閣』   作詞・歌 仲間均  作曲 YOSHIKA
1.荒波の東支那海を もろともせず進む巡視船 ここは日本の 領海
 命を懸けて辿り着けば 暗闇に灯台の光あり
 底知れぬ小さくて大きな島 ああ尖閣よ 尖閣よ
2、誰も入れぬ島だけど 大地を踏んでみてみれば ここは日本の 領土
 精魂込めて立ち向かう これが俺らの貫く道 
 魚舞い踊る魅力ある島 ああ尖閣よ 尖閣よ
3、嵐の中にそびえたつ 断崖絶壁の魚釣島 ここは日本の 領空
 天に届けナラバル岳 先人の開拓労われば
 計り知れない人情(なさけ)の島 ああ尖閣よ 尖閣よ

  

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2019年09月24日

尖閣活動25周年記念『我が尖閣』CD&DVD発売




尖閣活動25周年記念『我が尖閣』CD&DVD発売趣意書
尖閣諸島を守る会
尖閣諸島を守る会では、これまで大型漁船購入のための活動として、募金活動を展開しております。
その一環として、このほど仲間均代表世話人の25年間の活動をまとめたCD&DVD『我が尖閣』(作詞・歌 仲間均 作曲 YOSHIKA)を発売します。
これまでの活動を振り返り貴重な映像をバックに仲間氏が熱唱。日本固有の領土であり、石垣市の行政区域である尖閣諸島上陸16回の思いを込めました。
「尖閣上陸16回 今、尖閣に生きる男の血がよみがえる!」と銘打ち、仲間氏の精魂込めた心意気を映像と歌で訴えます。
尖閣諸島を守る活動として、天候に左右されずに尖閣諸島周辺海域に出漁できる大型漁船の早期購入が大きな課題です。
CD&DVD『我が尖閣』を購入して尖閣諸島を守る会の活動を応援して下さるようお願い申し上げます。
仲間均の想いを詩にしたCD&DVD『我が尖閣』の購入拡大をきっかけに、多くの人々の賛同を得て大型漁船購入を実現させるため、ご支持、ご支援をお願い致します。

『我が尖閣』   作詞・歌 仲間均  作曲 YOSHIKA
一.荒波の東支那海を もろともせず進む巡視船 ここは日本の 領海
命を懸けて辿り着けば 暗闇に灯台の光あり
底知れぬ小さくて大きな島 ああ尖閣よ 尖閣よ
二、誰も入れぬ島だけど 大地を踏んでみてみれば ここは日本の 領土
精魂込めて立ち向かう これが俺らの貫く道 
魚舞い踊る魅力ある島 ああ尖閣よ 尖閣よ
三、嵐の中にそびえたつ 断崖絶壁の魚釣島 ここは日本の 領空
天に届けナラバル岳 先人の開拓労われば
計り知れない人情(なさけ)の島 ああ尖閣よ 尖閣よ

■CD&DVD『我が尖閣』購入のお願い
2019年9月22日発売  
価格 CD2,000円  DVD2,500円
【申し込み先】info@senkaku.net
【ご記入事項】・購入者名/郵便番号・住所/電話番号/購入数
【振込先】
(銀行名) 沖縄海邦銀行
(支店名)八重山支店
(口座番号) (普)0726314
(名義)尖閣諸島を守る会 代表世話人 仲間均
【ご注意】
尖閣諸島を守る会は、法人ではなく尖閣諸島を守る為に集まった有志による会です。
その為、当会の寄付者に対する税制上の優遇措置については対象外になります。
尚、領収書が必要な方はFAXか、ハガキ・手紙にてご連絡お願います。

  

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2019年06月04日

玉城沖縄県知事の発言に思う


  
  玉城沖縄県知事は5月31日の定例記者会見で尖閣諸島問題について「中国公船がパトロールしているので故意に刺激するようなことは控えなければならない」と発言した。八重山日報社の記者の質問に答えたという。
  そもそも日本の領海内に於いて漁労をすることが中国を刺激することなのか。疑問を抱かざるを得ない。更に、尖閣諸島周辺海域に於いて「触発するような出来事が起こらないように互いに関係機関を通じて周辺海域の安全をしっかり確保しておかなくてはならない」等の発言には呆れるばかりである。
  尖閣諸島は我が国の領土である。そのことを玉城知事はどのように考えているのか。理解不可能である。
  尖閣諸島は明治15年、無主地であった島を福岡県人の古賀辰四朗氏が開拓し明治政府は、どの国の支配も及んでいないことを確認し、明治28年1月14日に閣議決定をし、我が国の領土とした。
  しかし、昭和43年6月に国連のアジア極東委員会が尖閣諸島周辺の大陸棚に石油が埋蔵されている可能性があるとの発表を受け、中国は眼の色を変え尖閣諸島は中国領であると主張し、中国公船による領海侵犯を繰り返し、現在に至っている。
  玉城県知事の会見を要約すると『尖閣諸島は日本の領土ではなく、沖縄県の行政区域でもない』と云うもので、納得できるものではない。
日本の領海で漁労を営む沖縄県民の平和と安定をどのように考えているのか。玉城県知事の真意を問いただしたいものである。
  危険に晒されて早急な移設が求められている米軍普天間飛行場の辺野古反対をあれだけ訴え、県民の安全を指摘し続けている玉城県知事である。
  日本の領土であり沖縄県の行政区域である尖閣諸島周辺海域で漁労する県民に対し、領海侵犯をしている中国公船がパトロールしているから『故意に刺激するな』という発想は、いかがなものかと憤りを感じる。
  県民の命と安全を守る県知事の発言とは思えない。尖閣諸島を中国領と認めるような玉城県知事の発言を糾弾するとともに、発言の撤回を求めるものである。更には、尖閣諸島周辺海域で安全に操業ができるようしっかりとした取り組みを求めるものである。
  

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2019年05月26日

中国公船が高洲丸を威嚇


  高洲丸で尖閣諸島周辺海域で漁労を行った。
  23日午前4時25分に登野城漁港を出港。午後12時頃、尖閣諸島周辺海域に到着。12時40分から午後7時ごろまで漁労を行った。尖閣諸島周辺海域は『波高し』である。
  自民党は港(船溜まり)を建設する。しっかりと目に見える形で尖閣問題に取り組んでいくと公約に掲げ、発言してきた。しかし、現状は漁民が尖閣諸島の島から1マイル(1800メートル)以内に入って漁をしてはいけないという。そのため巡視船は我々が尖閣諸島に近づこうとすると阻止するのである。
  本当にそれでいいのか。日常的に中国公船が領海侵犯しているにも拘らずである。しかも中国公船は増強され、我が物顔で尖閣を乗っ取りにきているのに、本当にこれでいいのか日本。
  国際的にも違法な中国公船の領海侵犯に対して現場の海保の職員にまかせっきり。政府は本当に現場の職員のことを考えているのか、不信感が増すばかりだ。
  無法な中国公船にやるだけやられて、命を張って戦っている海保の職員の労が全く無視された恰好である。中国が本気で尖閣を乗っ取りにきていることを政府は真剣に考えるべきである。
  私が、日本の領海である尖閣諸島周辺海域で中国公船に追われるのはこれで3回目。第1回より、2回目、2回目より3回目と悪化の一途をたどっている。安部首相は知るべしである。※(尖閣諸島が中国に乗っ取られるということを)
  日本固有の領土、尖閣に領土問題は存在しないと云うならば、どのような解決策があるのか。模索すべきでないのか。
  私は、平成6年から27年間、尖閣諸島問題に取り組んでいるが、現状は悪化の一途を辿っている。それは政府が何もしていないという裏返しではないのか。現状を見れば一目瞭然で分かるはずだ。政府は何ら解決策を打ち出していないと断言できる。
  私も自民党の一党員だが、情けない。その一言に尽きる。


  

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