尖閣諸島の歴史と現状

　新年明けましておめでとうございます。
　年頭に当たり、皆様のご健康とご多幸を衷心よりお祈り申し上げます。
昨年も相変わらず、中国公船が尖閣諸島制圧に向け攻勢を駆けているのを目の当たりにした昨年１年間でありました。尖閣諸島を巡る情勢は、中国公船が機関砲を搭載するだけではなく、中国海軍の駆逐艦などが尖閣諸島北方約70キロまで接近するなど、武力による圧力を高めております。
　さらには、中国軍は東シナ海をはじめ周辺海域に海空域で活動を急速に拡大、活発化しております。中国は尖閣諸島を制圧し主権を主張するものとみられ、今後の動向が注視されています。
このような状況を目の当たりにして、尖閣諸島を行政区域に持つ石垣市民として、尖閣諸島を守る会として、なんとかしなければとの思いは増すばかりであります。これまで以上に尖閣諸島の現状について声を挙げていかなければなりません。
　粘り強く現状を訴えることが国を動かすことにつながります。啓蒙活動を展開するためにも、今年も尖閣諸島周辺海域の現状を視察し、海域の安全確認をはじめ、貴重な自然遺産や文化遺産を守るため、近々にも尖閣諸島を目指し、現地視察を兼ねた漁労を行い、皆様にご報告させて頂きたいと思っています。
　尖閣諸島を守る会の会員の皆様やブログをご覧頂いている方々のお力添えを頂き、会員1万人を目指して参りたいと思いますのでご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、叱咤激励を賜りたいと存じます。
　
　告知
　今年も1月14日、「尖閣諸島開拓の日」がやって参ります。尖閣諸島を守る会では尖閣諸島開拓の日制定記念式典を開催します。
　尖閣諸島を開拓した古賀辰四郎氏や遺族の偉業をたたえる記念碑の前で行います。場所は石垣市八島町緑地公園内の古賀辰四郎開拓記念碑前。午前11時半を予定しております。式典を通して、明治、大正、昭和と幾多の困難を乗り越え、尖閣諸島に生活の糧を求めて入植し開拓した先人の功績を称え、尖閣を守る決意を新たにすることにしています。
　皆様のご参加をお願い致します。