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2015年07月31日

魚湧く尖閣諸島周辺海域

魚湧く尖閣諸島周辺海域

 29日午前8時半過ぎに石垣市登野城漁港を出港した我が漁船「高洲丸」は、水素発生燃料削減補助装置を取り付けたこともあって順調に一路尖閣諸島を目指した。その日の午後に尖閣諸島魚釣島近海に到着した高洲丸は、早速、南小島周辺海域でイカリを下ろしてアカマチ釣りに挑んだ。
 この日は島影で一夜を明かし、翌朝、日の出とともに再び、アカマチ釣りに挑み、総重量60キロ余りのアカマチを釣り上げた。これまで潮の流れや天候に影響されたが、今回は久しぶりに大漁となった。改めて、尖閣諸島周辺海域が魚湧く漁場であることが実証されたものと確信している。
 操業中は中国公船の姿は確認することができなかったが、帰路の途中で海保の巡視船から「海警」が近づいて来るので進路を変えるようにとの警告を受けたものの、中国公船は途中から我々を追尾する様子もなく、いつの間にか姿を消した。
 日本の領土であり領海である尖閣諸島周辺海域で中国公船が恒常的に領海侵犯している現実を再確認した。海保には領海侵犯に対して毅然とした対応を求めるとともに、安心して操業できるよう、中国に対して抑止力となり得る「安全保障関連法案」の今国会の成立を要望するものである。



Posted by 仲間均 活動ブログ at 15:11│Comments(1)
この記事へのコメント
一般人が確認できない状況にある尖閣諸島海域で、貴重な報告ですね。注目しています。
Posted by 原田浩司 at 2015年08月06日 18:09
 
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