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2013年06月28日

中国公船領海侵犯常態化

 27日午前、尖閣諸島魚釣島の領海内に於いて、我々、尖閣諸島を守る会のメンバーと、志摩青年会議所のメンバーを乗せた漁船2隻で現状視察を行った。当日は波の高さが約3メートルと高く、目的のアカマチ釣りには恵まれなかったものの大型のアカマチ約30キロを釣り上げることができた。
 この日は午前6時過ぎに魚釣島の沖合に到着、午後2時まで約7時間余にわたって海上保安庁の巡視船に見守れて漁労を行ったが、午前10時過ぎに中国公船が領海侵犯し、我々の漁船のすぐ近くまで接近。正午前には離れていった。
 その間、中国公船は、まるで我が物顔で魚釣島や北小島、南小島まで接近。海上保安庁の巡視船と攻防を繰り広げているのを目の当たりにした。連日のように中国公船は領海侵犯を繰り返し、海上保安庁は日本の領海を守る活動を展開している。
 領海を侵犯すれば当然のように国家として厳正な対処として領海外に出るよう警告し、従わなければ実力で阻止することができるはずだが、交戦権が認められていない日本国憲法のもとでは、何の行動も起こすことはできない。
 これまで、日本国憲法第9条改正による交戦権を認め、力と力の均衡による平和を勝ち取ることが必要ではないか、と訴えてきた。改めて日本政府は中国に対して毅然とした態度で国民の生命財産を守って欲しいと実感した。
 今回の、現地視察で、中国のあからさまな威嚇と実力による領海侵犯の常態化を見る限りにおいて、このままでは尖閣諸島は中国に奪い取られるのではないかとの思いを強くしたのは私だけではない。今回は志を共にする志摩青年会議所の有志8人も同行した。尖閣諸島の実態を多くの国民に知ってもらい、今後とも尖閣諸島を守るための行動を展開していきたいと強い思いをあらたにした。
中国公船領海侵犯常態化



Posted by 仲間均 活動ブログ at 14:22│Comments(0)
 
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