尖閣諸島の歴史と現状

　尖閣諸島周辺海域では中国や台湾による公船の領海侵犯が続いているなか、『尖閣』アカマチやマグロの操業が、海上保安庁の巡視船に見守られながら続けられている。
　我々、尖閣諸島を守る会では、漁船「高洲丸」での操業を継続して行っているが、尖閣諸島周辺海域は緊迫した状況は変わらず、マスコミも連日のように取材活動を続けている。
　今月3日、尖閣諸島周辺海域で操業中、我々漁船を取材する航空機にであった。そのとき、航空機に向かって手を振ったのが、今回アップした写真である。
　この写真は、尖閣諸島問題を通して知り合った友人の通信社カメラマン原田浩司氏から送られてきたものである。場所は尖閣諸島魚釣島近海で、ポイントを探して移動中の時である。
　通信社のカメラマンによると海上保安庁の巡視船が追尾していたので中国の漁船と思って近づいて写真を撮ったというものである。
　尖閣諸島周辺海域は海上保安庁の巡視船が十数隻警備し、物々しい雰囲気の中、操業しなければならず、そのため水揚げは多くはない。
　日本固有の領土である尖閣諸島周辺海域で安心して操業できる日は来るのであろうかと少し不安な気持ちになるが、海上保安庁の警備活動に期待したい。