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2023年03月24日

意見書可決

 尖閣諸島周辺海域では中国の艦艇が領海侵犯を繰り返し、力による現状変更を企てているなか、玉城知事は中国ではなくアメリカに対して平和的な外交、対話による緊張緩和の必要性を訴えました。
 このことを受けて、中国が力による現状変更を企てていることへの抑止力として玉城知事自ら積極的な平和的な外交、対話外交を実行し、尖閣諸島問題の解決を期待する意見書を提案し、20日の石垣市議会最終本会議で賛成多数で可決しました。
玉城知事自ら中国に乗り込み、平和的な対話による緊張緩和対策を講じてもらいたいものです。可決した意見書は下記の通りです。
 玉城県知事の中国との対話による緊張緩和を求める意見書
玉城知事は沖縄の基地問題を直接訴えるために3月6日から訪米し、辺野古基地建設に反対する立場を伝えるほか、平和的な外交、対話による緊張緩和の必要性を訴えた。
 台湾有事に関して玉城知事は「信頼関係は対話で成り立つ。積極的な対話外交を方針とすべき」と発言。陸上自衛隊石垣駐屯地への車両運搬作業に関しては政府に丁寧な説明を求めるなど反対の立場を明らかにしております。
 ロシアによるウクライナ侵攻は力による一方的な現状変更であり、中国に於いても台湾有事や尖閣諸島をめぐり中国は力による現状変更を企てていると言われ、抑止力が求められております。
 辺野古基地建設も陸上自衛隊石垣駐屯地建設も抑止力を強化するためのものであり、中国が力による現状変更を望まなければ必要ない、ともいえるものであり、平和外交を望むのであれば、中国との積極的外交が重要であります。
 玉城知事に於かれては、米国に対して自ら情報発信するのであれば、ここは知事自ら中国に出向き、平和外交を積極的に展開することが求められており、沖縄が二度と戦場にならないよう平和的な外交、対話を講じるよう期待するものである。
 中国は昨年8月には台湾周辺海域で大規模な軍事演習を実施し、弾道ミサイル5発を発射し、そのうち1発が与那国島から北北西80キロに着弾。尖閣諸島周辺海域に於いては中国軍の艦艇が領海侵犯を繰り返し、力による現状変更を企てております。
 中国のミサイル着弾や尖閣諸島周辺海域に於ける中国艦艇の漁民への威圧や追尾は漁民に大きな不安を与えており、玉城知事は住民の声を中国に伝えるべきである。
 国と国との外交は政府の専管事項とされております。玉城知事自ら外交を率先して行うことには敬意を示します。
 そこで、玉城知事に於かれましては、積極的対話外交に基づき、平和的な解決が図られるよう、米国に続いて中国政府に対しても積極的な対話外交を実行し、平和的な解決が図られるよう強く要望するものである。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  令和5年3月20日
                             石垣市議会
宛先 沖縄県知事



Posted by 仲間均 活動ブログ at 13:42│Comments(1)
この記事へのコメント
【玉城知事 アメリカに対し平和的外交対話で緊張緩和必要性を訴えた】・・・わざと勘違えたのか?


「アメリカに平和的外交を」 ・・・ アメリカと中國の間に何の物理的な緊張が在るのだろうか?

尖閣諸島の件なら日本と中國の問題で在り、米国は当事者じゃ在りません。


米国は尖閣有事で日本の集団的自衛権行使要請を米国議会が受託の是非を議決の立場で、それ以外のことはお門違いです。ましてや、知事に外交は越権です。

米国に対し外交を執るのは日本政府の専権。その証左が【外交と安全保障は政府の専権だから沖縄が介入するのは無理が在るかも知れない】の公言は、2018年11月8日・東京有楽町外国人記者クラブで香港記者の質疑に玉城知事の答弁です。変節しましたか?


なお、議員制内閣の日本で国を統治する唯一の機関は国会で在り、政府では在りません。国会が新法議決施行で社会を改革出来るから、"訴える先"は国会与野党だけです。この民主主義手続きを否定は遺憾です。

いつも玉城知事は中國を念頭に「平和的な外交で対話を」と連呼するが、一方の中國は2016年3月に【尖閣は中國の不可分の領土】と国是に掲げたことをなぜ沖縄県民に隠し通すのだろうか?


中國が国是に掲げたら即ち国民に【奪還する】と言う責任を自ら負ったことになるから、習近平が国家主席で在る限り後戻りが出来ない。即ち"対話"も無い。

仮に中國が国是を履行断念したら、習近平は良くて「中國の英雄毛沢東」と同じく円満引退の身分となり政治の舞台から追われる。


中國の司法体系は憲法よりも共産党を上に据えてるから、その総意で朝三暮四が翌日に実現が出来る。その有無を言わせぬ行政は、一党独裁だから実現する。

玉城知事、我々の自由民主主義立憲統治西側陣営と共産主義独裁国体中國を一色坦にしたら遺憾のです。


玉城知事、貴方は何時も東京詣で先は総理大臣ですが、なぜ我が国を統治する唯一の権限機関で在る国会を無視するのですか? 総理は、権限が無い!

もう一つ、今月の米国詣でに付いて、翁長知事から玉城知事まで何度目ですか? 世界で日本の知事だけに外交権限が在ると言うのだろうか? 


然しです、ともかく、何度詣でしても貴方は大統領に一度も面会がなく、然も、大統領権限移譲次順位の副大統領と、同三順位の米議会下院議長にも面会を求めませんでした。その核心的な理由を知りたい。

玉城知事、米国大統領に面会して抱き合うことなんて実に簡単なことです。日本と違い米国の政治風習は「カネ次第」です。共産党沖縄が管理する辺野古基金から数億円持ち出して、DCのロビィスト国家免許保有代理人に渡せば大喜びでセットしてくれる。


再度、玉城知事の「平和的な外交・対話」に付いて、貴方がアメリカに訴えること自体が【アメリカの力を頼りにしている】証しで在り、それ自体が平和的な外交ではなくて逆の真意と視ます。

自らの力の裏付けがない外交は、相手から終始侮られた侭で終わる。そもそも中國の伝統外交は【強い国だけを相手にする】に尽きる。



序に【中國 昨年8月に弾道弾5発を発射、そのうち1発が与那国島から北北西80キロに着弾】

米国の政治インテリジェンスによれば、内部情報で発射数が11発ゆえに不発率が55%でロシア製と同じ。着弾が1発なら、命中率が9,0%でロシアの40%を上回る最低新記録達成です。

中國政府が用意周到で挑発した結果が、不発率が55%・命中率が9%と言う弾道弾の呆れた正体が暴露された ・・・ 誰ですか、【中國が千発以上の弾道弾一斉飽和攻撃で日本が終える】とプロパガンダ工作の片棒を担いだ壊れた日本製スピーカー役は?
Posted by 坂田 at 2023年03月29日 22:40
 
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