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2020年05月12日

中国は国際社会へ尖閣諸島の領土をアピール

中国は国際社会へ尖閣諸島の領土をアピール

 中国の根拠のない尖閣諸島は領有権主張は10年も経てば国際社会に正当性をもたらすと危惧しているのは私だけではない。
 10年ひと昔というが、中国公船は尖閣諸島は中国の固有の領土だと言って、日本の漁船の取り締まりを強行している。
 それに対して我が国の対応は「尖閣には領有権問題は存在しない」とかたくなな対応を固辞している。
 これまで政府は平成8年から石垣市議会が訴えている尖閣諸島への灯台建設、公務員の常駐、無線基地建設、港の建設、鰹節工場跡の文化財指定等上げればきりがないほどの要請を行っているが、未だになしのつぶてだ。
 要請に対して近隣諸国(中国?)と摩擦を生じかねないと言って放置してきた無策が今に至っている。
 中国は今回の与那国町漁協所属の漁船を追尾したことに対して、「中国の領海で違法に操業していた」と正当性を主張している。
 尖閣諸島は日本固有の領土で沖縄県石垣市の行政区域であることを中国は認めていないことが明らかである。
 日本の領土領海であるならば、近隣諸国(中国)との摩擦を生じかねないという日本政府の対応は果たして如何なものかと疑問を持たざるを得ない。
 日本固有の領土だと主張しながら、やることをやらないできたツケが今の現状だとすれば、そのままでは南沙諸島の二の舞になるのではないのか。
 尖閣には領有権問題は存在しないという日本政府の立場は、中国との摩擦を恐れているのは間違いない。
 中国が強硬に領有権を主張している現状で、10年以上も経った今、国際社会に認められ、中国の主張が正当化される。
 日本政府は今こそしっかりとした行動を展開し、国際社会に認められるようなアピールを実行すべきである。
 それは、パラオ国のように中国漁船を強制排除して自らの領土・領海を守るという毅然とした対応である。




Posted by 仲間均 活動ブログ at 11:14│Comments(2)
この記事へのコメント
尖閣諸島の問題での仲間均議員の主張は的を得ている、長年尖閣諸島の漁場で漁をしているからこそ言える言葉でもある。尖閣諸島の主権を我々の時代で万が一失う事は防人に対してもお詫びの言葉もない。
Posted by 奥茂治 at 2020年06月14日 02:50
尖閣諸島の問題での仲間均議員の主張は的を得ている、長年尖閣諸島の漁場で漁をしているからこそ言える言葉でもある。尖閣諸島の主権を我々の時代で万が一失う事は防人に対してもお詫びの言葉もない。
Posted by 奥茂治 at 2020年06月14日 02:51
 
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