尖閣奪還を目論む中国に親善訪問の玉城知事を批判

仲間均 活動ブログ

2023年09月14日 11:14

 開会中の石垣市議会9月定例会で12日の一般質問に登壇した仲間均は、冒頭で次のような所見を述べました。詳細は下記の通りであります。
 『質問の前に所見を述べさせていただきます。
玉城デニー知事は18日、国連で辺野古移設反対を訴えるという。沖縄県の我が石垣市の行政区域に於いては尖閣諸島の領海で中国の艦艇が領海侵犯を繰り返し、漁船を追い回しております。そのことには目をつむり、知らぬ存ぜぬでは困ったものである。
 日本を守る米軍には抗議し、日本の領土を奪おうとする中国には親善訪問するデニー知事。米軍基地問題では裁判で敗訴し続けても、これでもか、これでもかと国に盾突き、沖縄県の行政区の尖閣問題は国の問題で沖縄県の問題ではないかのように知らんふりを決め込んでおります。
 さて、尖閣諸島は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土であることは疑問の余地はないのであります。我が国が尖閣諸島の領有権を持つようになったのは明治13年の廃藩置県により沖縄県が設定された頃だといわれております。
 明治27年には沖縄県知事が尖閣諸島に県の所轄とする国標を建てたとして政府に上申書を提出。その後、政府は現地調査を実施し、中国を含む如何なる外国の支配も及んでいないことを確認。そのうえで明治28年1月14日の閣議決定によって尖閣諸島を沖縄県に編入し、我が国の領土とすることになったのであります。
 しかし、現状はどうでありましょうか。日本の領土である尖閣諸島の領海内に中国の艦艇が連日のように領海侵犯を繰り返しております。中国政府は尖閣諸島を中国領土であると主張し、尖閣奪還を目論んでおります。
 領土主権を呪文のように唱えるだけでは、尖閣諸島が未来永劫に守られるほど国際社会は甘いものではありません。竹島が、事実上韓国に不法占領されていることからも明らかであります。
 また、ロシアによるウクライナ侵攻を見てもわかるように、抑止力を持って常にスキのない防衛力で平和を保つことが重要であります。そのことが常に平和で、安心・安全な生活を保つことができるものと考えております。
 玉城知事に於かれては基地反対の抗議をするのであれば、同じように中国に対しては強硬な領海侵犯に対する毅然とした対応をとることを強く要望するものであります。
 以上、所見を述べさせていただきました。』